コンテンツにスキップ

スタントン・デイヴィス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スタントン・デイヴィス
Stanton Davis
出生名 Stanton Davis Jr.
生誕 (1945-11-10) 1945年11月10日(79歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ルイジアナ州ニューオーリンズ
ジャンル ジャズ
職業 ミュージシャン、教育者
担当楽器 トランペット

スタントン・デイヴィスStanton Davis1945年11月10日 - 、ニューオーリンズ生まれ)は、アメリカジャズ・トランペット奏者にして教育者。

デイヴィスはバークリー音楽大学(1967年–1969年)とニューイングランド音楽院(1969年–1973年)で学び、1968年から1974年までマサチューセッツ工科大学のラジオ局で番組ディレクターを務めた。1983年にウェズリアン大学民族音楽学の修士号を取得。最初はボストン周辺という地元で演奏し、その後、ジョージ・ラッセルマーサー・エリントンレスター・ボウイチャーリー・ヘイデンジョルジュ・グルンツジム・ペッパーボブ・スチュワートムハル・リチャード・エイブラムスサム・リヴァースギル・エヴァンスウェブスター・ルイスジャッキー・バイアードマックス・ローチジェームス・ムーディと共演した。サウスイースト・マサチューセッツ大学(1976年–1978年)、ウェルズリー大学(1981年–1984年)、ベニントン大学(1980年–1982年)、ニューイングランド音楽院(1980年–1982年)で教鞭をとり、ジャズモービル(1980年–1988年)という組織で働いた[1]

バンドリーダーとしてのデイヴィスの唯一のメジャー・リリースは、Enja Recordsからリリースされた1988年のアルバム『マンハッタン・メロディ』である。また、1977年に「スタントン・デイヴィス・アンド・ザ・ゲットー・ミスティシズム・バンド」という名前の彼のグループによって、Outrageous Recordsからリリースされた『ブライター・デイズ』と呼ばれるボストン時代初期のLPが存在した。

ディスコグラフィ

[編集]

リーダー・アルバム

[編集]
  • 『ブライター・デイズ』 - Brighter Days (1977年、Outrageous) ※スタントン・デイヴィス・アンド・ザ・ゲットー・ミスティシズム・バンド名義
  • 『マンハッタン・メロディ』 - Manhattan Melodies (1988年、Enja)
  • 『イシス・ヴォヤージ』 - Isis Voyage (2014年、Cultures Of Soul) ※スタントン・デイヴィス・アンド・ザ・ゲットー・ミスティシズム・バンド名義

参加アルバム

[編集]

ムハル・リチャード・エイブラムス

  • View from Within (1984年、Soul Note)

レイ・アンダーソン

  • It Just So Happens (1987年、Enja)

レスター・ボウイ・ブラス・ファンタジー

  • 『瞳は君故に』 - I Only Have Eyes for You (1985年、ECM)
  • 『アヴァン・ポップ』 - Avant Pop (1986年、ECM)
  • Twilight Dreams (1987年、Venture)
  • 『シリアス・ファン』 - Serious Fun (1989年、DIW)
  • 『マイ・ウェイ』 - My Way (1990年、DIW)
  • 『ライヴ・アット・トーキョー・ミュージック・ジョイ'90』 - Live at the 6th Tokyo Music Joy (1991年、DIW)

ジョルジュ・グルンツ

  • 『ファースト・プライズ』 - First Prize (1989年、Enja)

チャーリー・ヘイデン

  • The Montreal Tapes: Liberation Music Orchestra (1999年、Verve) ※1989年録音

ジミー・マクグリフ

  • You Ought to Think About Me (1990年、Headfirst)

ジョージ・ラッセル

  • The Essence of George Russell (1969年、Sonet)
  • Trip to Prillarguri (1970年、Soul Note)
  • Listen to the Silence (1971年、Soul Note)
  • 『リヴィング・タイム』 - Living Time (1974年、Columbia) ※with ビル・エヴァンス
  • New York Big Band (1978年、Soul Note)
  • 『ライヴ・イン・アン・アメリカン・タイム・スパイラル』 - Live in an American Time Spiral (1982年、Soul Note)
  • The 80th Birthday Concert (2003年、Concept)

ボブ・スチュワート

  • 『ファースト・ライン』 - First Line (1988年、JMT)

脚注

[編集]
  1. ^ Leonard Feather and Ira Gitler, The Biographical Encyclopedia of Music. Oxford, 1999, pp. 170–171.

外部リンク

[編集]