ジョナサン・ノット

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ジョナサン・ノット
生誕 (1962-12-25) 1962年12月25日(61歳)
出身地 イギリスの旗 イギリスウェスト・ミッドランズ州ソリフル
ジャンル クラシック音楽
職業 指揮者

ジョナサン・ノット(Jonathan Nott, 1962年12月25日 - )は、イギリス指揮者[1]

人物・来歴[編集]

イングランド中部のウェスト・ミッドランズ州ソリフルの生まれ。当初ケンブリッジ大学音楽学を専攻したのち、マンチェスターロイヤル・ノーザン音楽大学)で声楽フルートを学ぶ。後に指揮に転向し、ロンドンに学ぶ。フランクフルト歌劇場などでカペルマイスター、2000年から2016年までバンベルク交響楽団の首席指揮者を務める[2]ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団など欧州の主要オーケストラに客演している。幅広いレパートリーを持ち、現代音楽にも強みを発揮する。

バンベルク交響楽団とはたびたび来日しており、2009年にはブラームス・チクルスを展開した。また、NHK交響楽団とたびたび共演している。

2014年9月、東京交響楽団第3代音楽監督に就任。2017年1月、スイス・ロマンド管弦楽団音楽監督に就任[3][4]

脚注[編集]

注釈・出典[編集]

  1. ^ Jonathan Nott”. 2017年7月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2017年7月16日閲覧。
  2. ^ 世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~ 2017, p. 5「1.バンベルク交響楽団」.
  3. ^ ジョナサン・ノット 音楽監督”. 東京交響楽団. 2018年4月20日閲覧。
  4. ^ Genève prend Nott”. ResMusica (2015年1月28日). 2018年4月20日閲覧。

参考文献[編集]

  • 上地 隆裕著『世界のオーケストラ(2)下 ~英、露、パン・ヨーロピアン 編~』株式会社 芸術現代社、2017年。ISBN 978-4-87463-207-9 


先代
オラフ・ヘンツォルト
ルツェルン交響楽団
音楽監督
1997年 - 2001年
次代
クリスティアン・アルミンク
先代
ホルスト・シュタイン
バンベルク交響楽団
首席指揮者
2000年 - 2016年
次代
ヤクブ・フルシャ
先代
デイヴィッド・ロバートソン
アンサンブル・アンテルコンタンポラン
音楽監督
2000年 - 2005年
次代
スザンナ・マルッキ
先代
ユベール・スダーン
東京交響楽団
音楽監督
2014年 -
次代
-
先代
ネーメ・ヤルヴィ
スイス・ロマンド管弦楽団
音楽監督
2017年 -
次代
-