ジム・ペース

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ジム・ペースJim Pace1961年2月1日 - 2020年11月13日)はアメリカのレーシングドライバー。ペイスと表記なされる場合もある。

人物[編集]

ミシシッピ州モンティチェロ英語版出身。ペースは1988年にレースデビュー。スポーツカーレースで活躍。1990年のデイトナ24時間レースでGTUクラスで優勝した。ペースはコ・ドライバーのスコット・シャープウェイン・テイラーとともに、1996年のデイトナ24時間レースでライリー&スコットMkIIIを勝利に導いた。そのシーズンの後半、彼はル・マン24時間レースでも同じチームのレースドライバーをシャープ、テイラーと共に務めた。セブリング12時間レースも1996年にテイラーとエリック・ヴァン・デ・ポールと総合優勝を成し遂げている。デイトナで何年も活躍した後、ペースは2007年にロレックススポーツカーシリーズGTクラスの通常のドライブに戻った。 2008年に彼はレーサーズ・グループポルシェ・911を運転し、2009年にはファーンバッハー・ロレスレーシングより参戦した。

ペースはミシシッピ州立大学に通い、ミシシッピ州リッジランドに在住していた。

2020年11月13日に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)により死去。59歳没[1]

ウェザーテック スポーツカー選手権での成績[編集]

チーム クラス メーカー エンジン 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 順位 ポイント
2014 Highway to Help P Riley Mk XXVI DP Dinan (BMW) 5.0L V8 DAY
9
SEB
14
LBH
LGA DET
WGL MOS
IMS ELK
COA PET 41位 41
2015 Highway to Help P Riley Mk XXVI DP Dinan (BMW) 5.0 L V8 DAY
8
SEB
7
LBH LGA DET WGL MOS ELK COA PET 19位 49
2016 Highway to Help P Riley Mk XXVI DP Dinan (BMW) 5.0 L V8 DAY
8
SEB
10
LBH LGA DET WGL
DNS
MOS ELK COA PET 25位 46

脚注[編集]

  1. ^ “Jim Pace Passes Away at 59 After COVID-19 Battle” (英語). sportscar365.com. (2020年11月13日). https://sportscar365.com/imsa/jim-pace-passes-away-due-to-covid-19/ 2020年11月14日閲覧。 

外部リンク[編集]