コズミック・メッセンジャー
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『コズミック・メッセンジャー』 | ||||
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ジャン=リュック・ポンティ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | カリフォルニア州ハリウッド チェロキー・スタジオ、カリフォルニア州ノース・ハリウッド シャトー・レコーダーズ[1] | |||
ジャンル | ジャズ、フュージョン | |||
時間 | ||||
レーベル | アトランティック・レコード | |||
プロデュース | ジャン=リュック・ポンティ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ジャン=リュック・ポンティ アルバム 年表 | ||||
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『コズミック・メッセンジャー』(Cosmic Messenger)は、フランス人ヴァイオリニスト、ジャン=リュック・ポンティが1978年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]アメリカの総合アルバム・チャートBillboard 200では36位に達し、前作『秘なる海』(1977年)に続く自身2度目の全米トップ40入りを果たした[2]。また、『ビルボード』のジャズ・アルバム・チャートでは2位を記録[2]。
Richard S. Ginellはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「彼が以前にアトランティックから発表したアルバムと、ほぼ同じ鋳型で作られているが、演奏のパラメーターはどこを取っても、以前と比べて幾分タイトに制御されている」と評している[3]。
ポンティとジョン・アンダーソンが結成した「アンダーソン=ポンティ・バンド」のアルバム『ベター・レイト・ザン・ネヴァー〜真世界への旅』(2015年)の日本盤ボーナス・トラック「記憶分子 (Re-Rembering Molecules)」は、本作の「エゴセントリック・モリキューズ」を改作した曲である[4]。
収録曲
[編集]全曲ともジャン=リュック・ポンティ作。
- コズミック・メッセンジャー - "Cosmic Messenger" - 4:40
- アート・オブ・ハピネス - "The Art of Happiness" - 4:29
- ドント・レット・ザ・ワールド・パス・ユー・バイ - "Don't Let the World Pass You By" - 6:24
- アイ・オンリー・フィール・グッド・ウィズ・ユー - "I Only Feel Good with You" - 3:07
- パペッツ・ダンス - "Puppets' Dance" - 3:39
- 偽りの楽園 - "Fake Paradise" - 5:39
- 軽やかなムード - "Ethereal Mood" - 4:01
- エゴセントリック・モリキューズ - "Egocentric Molecules" - 5:44
参加ミュージシャン
[編集]- ジャン=リュック・ポンティ - ヴァイオリン、オルガン、シンセサイザー
- ピーター・モーヌ - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター、ギターシンセサイザー
- Joaquin Lievano - エレクトリック・ギター、アコースティック・ギター
- アラン・ザヴォッド - ピアノ、エレクトリックピアノ、オルガン、シンセサイザー
- ラルフ・アームストロング - ベース、フレットレスベース
- ケイシー・シューレル - ドラムス、パーカッション
脚注・出典
[編集]- ^ Jean-Luc Ponty - Cosmic Messenger (Vinyl, LP, Album) at Discogs
- ^ a b c Jean-Luc Ponty | Awards | AllMusic
- ^ Ginell. “Cosmic Messenger - Jean-Luc Ponty”. AllMusic. 2016年5月13日閲覧。
- ^ 山崎智之 (2015年11月9日). “【インタビュー】ジャン=リュック・ポンティ/マハヴィシュヌ・オーケストラ、フランク・ザッパ、そしてアンダーソン・ポンティ・バンドを語る”. ヤマハ. 2020年1月16日閲覧。