ケイト・グリーナウェイ賞
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ケイト・グリーナウェイ賞(ケイト・グリーナウェイしょう、Kate Greenaway Medal)は、イギリスの絵本作家ケイト・グリーナウェイにちなんで1956年に英国図書館協会によって設立された賞。2023年、カーネギー画家賞(Yoto Carnegie Medal for Illustration)に名称が変更された。1年間にイギリスで出版された絵本のうち、特に優れたものの画家に対して贈られる。
受賞者一覧
[編集]- 2024年 Aaron Becker, The Tree and the River
- 2023年 Jeet Zdung, Saving Sorya: Chang and the Sun Bear
- 2022年 ダニカ・ノヴゴロドフ, Long Way Down
- 2021年 シドニー・スミス, Small in the City(『このまちのどこかに』)
- 2020年 ショーン・タン, Tales from the Inner City(『内なる町から来た話』)
- 2019年 ジャッキー・モリス, The Lost Words
- 2018年 シドニー・スミス, Town is by the Sea(『うみべのまちで』)
- 2017年 レイン・スミス(Lane Smith), There Is a Tribe of Kids(『こどものなかま』)
- 2016年 クリス・リデル, The Sleeper and the Spindle
- 2015年 ウィリアム・グリル, Shackleton's Journey(『シャクルトンの大漂流』)
- 2014年 ジョン・クラッセン, This is Not My Hat(『ちがうねん』)
- 2013年 レヴィ・ピンフォルド, Black Dog(『ブラック・ドッグ』)
- 2012年 ジム・ケイ, A Monster Calls(『怪物はささやく』)
- 2011年 グレアム・ベイカー=スミス (Grahame Baker-Smith), FArTHER
- 2010年 フレイア・ブラックウッド, Harry and Hopper(『さよならをいえるまで』)
- 2009年 キャスリン・レイナー (Catherine Rayner), Harris Finds His Feet
- 2008年 エミリー・グラヴェット, Little Mouse's Big Book of Fears
- 2007年 ミニ・グレイ, The Adventures of the Dish and the Spoon
- 2005年 エミリー・グラヴェット, Wolves(『オオカミ』)
- 2004年 クリス・リデル, Jonathan Swift's "Gulliver"(『ヴィジュアル版 ガリヴァー旅行記』)
- 2003年 シャーリー・ヒューズ, Ella's Big Chance
- 2002年 ボブ・グレアム, Jethro Byrde, Fairy Child
- 2001年 クリス・リデル, Pirate Diary(『海賊日誌 少年ジェイク,帆船に乗る』)
- 2000年 ローレン・チャイルド, I Will Not Ever Never Eat a Tomato (Charlie and Lola) (『ぜったいたべないからね ― チャーリーとローラのおはなし』)
- 1999年 ヘレン・オクセンバリー, Alice's Adventures in Wonderland(『不思議の国のアリス』)
- 1998年 ヘレン・クーパー, Pumpkin Soup(『かぼちゃスープ』)
- 1997年 P・J・リンチ, When Jessie Came Across the Sea
- 1996年 ヘレン・クーパー, The Baby Who Wouldn't Go To Bed(『いやだ あさまで あそぶんだぃ』)
- 1995年 P・J・リンチ, The Christmas Miracle of Jonathan Toomey
- 1994年 グレゴリー・ロジャース (Gregory Rogers), Way Home
- 1993年 アラン・リー, Black Ships Before Troy(『トロイアの黒い船団』)
- 1992年 アンソニー・ブラウン, Zoo(『どうぶつえん』)
- 1991年 ジャネット・アールバーグ, The Jolly Christmas Postman(『ゆかいなゆうびんやさんのクリスマス』)
- 1990年 ゲイルー・ブライス (Gary Blythe), The Whales' Song(『くじらの歌ごえ』)
- 1989年 マイケル・フォアマン, War Boy: a Country Childhood(『ウォー・ボーイ 少年は最前線の村で大きくなった。』)
- 1988年 バーバラ・ファース (Barbara Firth), Can't You Sleep Little Bear?(『ねむれないの?ちいくまくん』)
- 1987年 アドリエンヌ・ケナウェイ, Crafty Chameleon(『やったねカメレオンくん』)
- 1986年 フィオナ・フレンチ (Fiona French), Snow White in New York(『スノーホワイト・イン・ニューヨーク』)
- 1985年 Juan Wijngaard, Sir Gawain and the Loathly Lady
- 1984年 エロール・ル・カイン, Hiawatha's Childhood(『ハイワサのちいさかったころ』)
- 1983年 アンソニー・ブラウン, Gorilla(『すきですゴリラ』)
- 1982年 マイケル・フォアマン, Long Neck and Thunder Foot and Sleeping Beauty and Other Favourite Fairy Tales(『ニョロロンとガラゴロン』)
- 1981年 チャールズ・キーピング, The Highwayman
- 1980年 クェンティン・ブレイク, Mr Magnolia(『マグノリアおじさん』)
- 1979年 ヤン・ピエンコフスキ, Haunted House(『おばけやしき』)
- 1978年 ジャネット・アールバーグ, Each Peach Pear Plum(『もものきなしのきプラムのき』)
- 1977年 シャーリー・ヒューズ, Dogger(『ぼくのワンちゃん』)
- 1976年 ゲイル・E・ヘイリー, The Post Office Cat(『郵便局員ねこ』)
- 1975年 ヴィクター・アンブラス, Horses in Battle and Mishka(『バイオリンひきのミーシカ』)
- 1974年 パッチ・ハッチンズ, The Wind Blew(『風がふいたら』)
- 1973年 レイモンド・ブリッグズ, Father Christmas(『さむがりやのサンタ』)
- 1972年 クリスティナ・タースカ (Krystyna Turska), The Woodcutter's Duck(『きこりとあひる』)
- 1971年 ヤン・ピエンコフスキ, The Kingdom under the Sea(『海の王国』)
- 1970年 ジョン・バーニンガム, Mr Gumpy's Outing(『ガンピーさんのふなあそび』)
- 1969年 マーガレット・マーヒー著・ヘレン・オクセンバリー絵, The Quangle Wangle's Hat and The Dragon of an Ordinary Family(『カングル・ワングルのぼうし』『うちのペットはドラゴン』)
- 1968年 ポーリン・ベインズ, Dictionary of Chivalry(『西洋騎士道事典』)
- 1967年 チャールズ・キーピング, Charley, Charlotte and the Golden Canary(『しあわせどおりのカナリア』)
- 1966年 レイモンド・ブリッグズ, Mother Goose Treasury
- 1965年 ヴィクター・アンブラス, The Three Poor Tailors
- 1964年 ウォルター・ホッジス, Shakespeare's Theatre(『シェイクスピアの劇場 グローブ座の歴史』)
- 1963年 ジョン・バーニンガム, Borka: The Adventures of a Goose With No Feathers(『ボルカ はねなしガチョウのぼうけん』)
- 1962年 ブライアン・ワイルドスミス, A.B.C(『ブライアンワイルドスミスのABC』)
- 1961年 アンソニー・メイトランド (Antony Maitland), Mrs. Cockle's Cat
- 1960年 ジェラルド・ローズ (Gerald Rose), Old Winkle and the Seagulls(『ウィンクルさんとカモメ』)
- 1959年 ウィリアム・ストッブズ, Kashtanka and A Bundle of Ballads
- 1957年 V・H・ドラモンド (V. H. Drummond), Mrs Easter and the Storks
- 1956年 エドワード・アーディゾーニ, Tim All Alone(『チムひとりぼっち』)