エイセス・アイアンイーグル3

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エイセス・アイアンイーグル3
ジャンル 多方向スクロールシューティング
3Dシューティング
フライトシミュレーション
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 アクティビジョン
発売元 アメリカ合衆国 アクティビジョン
日本 パック・イン・ビデオ
プロデューサー スティーヴン・アクリッチ
ジョー・イバラ
トム・スローパー
プログラマー デニス・キャスウェル
ジェフ・A・レファーツ
音楽 リチャード・マイルス・ブーガー
美術 クリストファー・シェン
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 アメリカ合衆国 1992041992年4月
日本 199208071992年8月7日
ヨーロッパ 199211111992年11月11日
その他 型式:アメリカ合衆国 NES-3Z-USA
日本 PAC-99
ヨーロッパ NES-3Z-UKV
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エイセス・アイアンイーグル3』は、1992年にパック・イン・ビデオから発売されたファミリーコンピュータシューティングゲームソフト。映画『エイセス/大空の誓い』(1992年)のゲーム化[1]であるが、タイトルは邦題ではなく英語の原題をそのままカタカナ化している。

本作は1992年4月に北米にて『Ultimate Air Combat』のタイトルで発売され、同年に同タイトルで欧州でも発売された。

概要[編集]

コナミの『トップガン』(1987年)のような、主観視点の擬似3Dフライトシューティングを含んでいるが、『トップガン』と比べてこちらは左右に自由にロールする事ができるなど、よりリアルな操作ができるようになっている。

ゲーム内容[編集]

ゲーム開始時は、まず4つのミッションの中から好きなものを選び、ブリーフィングの後それぞれ性能や搭載兵器が異なる戦闘機(F-14F/A-18ハリアー)の中から使用するものを選択、最後に搭載兵器の選択を行いミッションをスタートする。

ミッションは前後パートに分かれており、前半は3Dフライトシューティングパート、後半は2Dマップの地上攻撃パートとなる。

ミッションをクリアした後は残っている他のミッションを攻略し、4つ全て攻略すると残存している戦闘機の強化シーンに移行し、また新しく下った4つのミッションを攻略していく。

コンティニューはパスワード方式である。

スタッフ[編集]

  • プログラム:デニス・キャスウェル、ジェフ・A・レファーツ
  • プロデュース:スティーヴン・アクリッチ
  • コ・プロデュース:ジョー・イバラ、トム・スローパー
  • デザイン:クリストファー・シェン
  • アシスト:ア・キャスト・オブ・サウザンド
  • グラフィック:ポール・ワッツ、カレン・マンガム、ブルース・クルーガー、ジーン・Z・ション、シェリル・ノウルズ、クリスティン・J・マロリー、ミミ・ドゲット、ジェフ・A・レファーツ、デニス・キャスウェル、クリスティン・ウィグレン
  • 音楽:リチャード・マイルス・ブーガー
  • 追加音楽:マシュー・ベラルド
  • 効果音:ピート・モクリス
  • テスティング:ケリー・ウォーカー・ロジャーズ
  • マーケティング・サポート:ケリー・ズマック
  • プレイヤーズ・ガイド:R.B.チーク
  • プレイヤーズ・ガイド・デザイン:リサ・ノートン
  • スクリーン・ショット:パット・ズマック
  • スペシャル・サンクス:ダグ・バーネット、ステファン・L・コックス、ケリー・フロック、ルイス・リヴァス、チャック・ロムバーガー、マシュー・S・C・サルコニ、トニー・ヴァン、ウィリアム・D・ヴォルク

評価[編集]

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通21/40点[2]
GamePro5/5点[3]
ファミリーコンピュータMagazine19.4/30点[4]

ゲーム誌『ファミコン通信」の「クロスレビュー」では、5・8・5・3の合計21点(満40点)[2]、『ファミリーコンピュータMagazine』の読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、19.4点(満30点)となっている[4]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.5 3.3 3.2 3.3 3.2 3.0 19.4

脚注[編集]

  1. ^ 当時は多かった、原作の展開等をあまり踏襲しないもの。
  2. ^ a b エイセス・アイアンイーグルIII まとめ [ファミコン] / ファミ通.com” (日本語). KADOKAWA CORPORATION. 2017年8月6日閲覧。
  3. ^ Ultimate Air Combat for NES (2009) - Moby Games”. Blue Flame Labs. 2017年8月6日閲覧。
  4. ^ a b 「超絶 大技林 '98年春版」『Play Station Magazine』増刊4月15日号、徳間書店/インターメディア・カンパニー、1998年4月15日、20頁、雑誌26556-4/15。 

外部リンク[編集]