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イブー・ペルティウィ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジャカルタモナスにある、古代の正装を身にまとった女神像。この像はおそらくインドネシアでは一般的なイブー・ペルティウィの描写であると考えられる。

イブー・ペルティウィインドネシア語: Ibu Pertiwi、母なる大地を意味する[1][2]。イブー・プルティウィとも表記)はインドネシア東マレーシア擬人化であり、インドネシアの土地や水などの母なる大地を具象化したものである。先史時代より、インドネシア島嶼部の部族はしばしば大地や自然の精霊を生命の源、自然の女神として崇拝した。1世紀前半にヒンドゥー教を受容した後、この母親像はインド神話地母神プリティヴィーと一体化し、「ペルティウィ」という名前が与えられた。

イブー・ペルティウィはインドネシアの愛国歌や詩において非常にありふれた題材であり、イブー・ペルティウィ英語版インドネシア・プサカ英語版といった歌でも言及されている。インドネシア国歌インドネシア・ラヤの中にある「Jadi pandu ibuku」(私の母の案内役となる)という歌詞はイブー・ペルティウィをインドネシアの人々の母として言及している。愛国歌や詩における人気にもかかわらず、彼女を彫刻などの物理的な表現や像にしたものは稀である。

関連項目

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脚注

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  1. ^ about us”. ykip.org. 2014年1月23日閲覧。
  2. ^ OUR WORLD, OUR RESPONSIBILITY”. HIRAM COLLEGE. 2014年1月23日閲覧。