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ブリタニア (女神)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ブリタニア像、 プリマス, イギリス

ブリタニア英語: Britannia)とはイギリス擬人化した女神であり、象徴とされる。由来はグレートブリテン島ラテン語名から。フランスマリアンヌと並び、硬貨紙幣風刺画など様々なものに描かれる。

ブリタニアはローマ帝国の属州を擬人化した女神として、他の地域と同様に、2世紀にローマ帝国の硬貨に初めて描かれた。その後使われなくなったものの、エリザベス1世の統治下に於いて再び使われてるようになった。ユニオンフラッグを描いたポセイドン三叉戟を手にし、アテナをかぶった姿で描かれる[1]

英国の愛国歌「ルール・ブリタニア」や「ブリタニア、海の誇り」は英国をこの女神に擬えて歌っている。

アントニヌス・ピウス統治下のセステルティウス貨に描かれたブリタニア。2世紀
カラウシウス統治下のデナリウス貨に描かれたブリタニア(左)。3世紀

関連画像

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脚注

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  1. ^ 丹羽隆子「16-17世紀、海の世紀のイングランド」雑感」『東京海洋大学研究報告』第5巻、2009年、5-9頁、CRID 1050282677548114944 

関連項目

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