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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

グルジア語: ჭარი/tʃʼaɾɪ/)は、現行のグルジア文字の30番目の文字(正書法改正前は33番目)である[1]

使用

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ジョージア語では後部歯茎破擦音放出音[tʃʼ]を表す[2]記数法では数値5000を表す[3]

ジョージア国内のラズ語でも使用されている。トルコ国内で使用されているラズ語ラテン・アルファベットの「Ç̌」または「Çʼ」[4]に対応する。アブハズ語1937年から1954年まで)[5]およびオセット語1938年から1954年まで) [6]のグルジア文字表記法でも使用されていたが、現在はキリル文字が主に使われ、アブハズ語で「Ҷ」と、オセット語で「Чъ」と記される。

ジョージア語のラテン文字化では「Č」または「Ch」「Chʼ」と記す[7]グルジア語の点字では記号⠭(U + 282D)[8]となる。

字形

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アソムタヴルリ ヌスフリ ムヘドルリ ムタヴルリ ムヘドルリの別バージョン

筆順

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符号位置

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文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
U+10BD - Ⴝ
Ⴝ
アソムタヴルリ
U+2D1D - ⴝ
ⴝ
ヌスフリ
U+1CAD - Ჭ
Ჭ
ムタヴルリ
U+10ED - ჭ
ჭ
ムヘドルリ

出典

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  1. ^ Machavariani, p. 136
  2. ^ Aronson, Howard Isaac (1990). Georgian: A Reading Grammar. Columbus, OH: Slavica Publishers. p. 18, 20. ISBN 978-0-89357-207-5. http://www.seelrc.org:8080/grammar/pdf/stand_alone_georgian.pdf 
  3. ^ Mchedlidze, II, p. 100
  4. ^ Description du dialecte laze d'Arhavi (caucasique du sud, Turquie): Grammaire et textes (PDF).
  5. ^ Из истории письменности в Абхазии.
  6. ^ История осетинского письма.
  7. ^ Transliteration of Non-Roman Scripts. Transliteration of Georgian
  8. ^ UNESCO, World Braille Usage, Third Edition, Washington, D.C. p. 45
  9. ^ Mchedlidze, I, p. 105
  10. ^ Mchedlidze, I, p. 107
  11. ^ Mchedlidze, I, p. 110