ჵ

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ჵ（グルジア語: ჰოე、/hɔɛ/）は、グルジア文字の38番目の文字であったが、19世紀のイリア・チャヴチャヴァゼなどによる正書法改革により廃止された[1][2]。

使用[編集]

古ジョージア語では円唇後舌半狭母音の長母音[oː]を表す。中ジョージア語時代にはごく一部の言葉にしか出現せず、正書法改革により「ჰოი」に書き換えられた[3]。記数法では数値10000を表す[4]。

ラテン文字化では「Ō」と記す[5]。

字形[編集]

アソムタヴルリ ヌスフリ ムヘドルリ ムタヴルリ

筆順[編集]

符号位置[編集]

文字 Unicode JIS X 0213 文字参照 備考
Ⴥ U+10C5 - Ⴥ
Ⴥ		 アソムタヴルリ
ⴥ U+2D25 - ⴥ
ⴥ		 ヌスフリ
Ჵ U+1CB5 - Ჵ
Ჵ		 ムタヴルリ
ჵ U+10F5 - ჵ
ჵ		 ムヘドルリ

出典[編集]

  1. ^ Machavariani, p. 136
  2. ^ Daniels, Peter T. (1996). The World's Writing Systems. Oxford University Press. p. 367. ISBN 978-0-19-507993-7. https://books.google.com/books?id=ospMAgAAQBAJ&pg=PA367 
  3. ^ Aronson, Howard Isaac (1990). Georgian: A Reading Grammar. Columbus, OH: Slavica Publishers. p. 18, 20. ISBN 978-0-89357-207-5. http://www.seelrc.org:8080/grammar/pdf/stand_alone_georgian.pdf 
  4. ^ Mchedlidze, II, p. 100
  5. ^ Transliteration of Non-Roman Scripts. Transliteration of Georgian
  6. ^ Mchedlidze, I, p. 105
  7. ^ Mchedlidze, I, p. 107
かっこ内は現在のジョージア語正書法で使われていない文字。
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