利用者:A.S.since1992

地球規模の環境問題、権力の暴走、天下り問題などに真剣に取り組んでいます。


【過去の投稿の一例】

交通安全協会の一例(茨木交通安全協会)

交通安全協会(こうつうあんぜんきょうかい)とは、警察庁所管の公益法人財団法人であり、全国法人である全日本交通安全協会を中心に都道府県単位及び警察署単位で設置されている。

交通安全協会とは[編集]

主に季節単位で開催する交通安全運動をはじめ、自動車自動二輪車運転免許更新の伝達・更新事務、交通安全グッズの頒布、交通安全功労者の表彰及び国や全国法人への表彰推薦などを事業としている。警察署所管の財団法人として各都道府県警察本部及び所轄警察署の内部に設置されている。

交通安全協会の問題点[編集]

  • 集金方法
長年にわたり、自動車免許更新時に「子供たちを交通事故から守るために」などという説明の元に更新手数料以外にさらに「交通安全協会費」名目で半ば強制的に集金してきたことが近年問題視された。「交通安全協会」は任意加入であるにもかかわらず、多くの都道府県の免許更新手続きを行う窓口で明確な説明をせず、強制であるやに錯覚させ、あるいは断りにくい雰囲気をつくり集金する方法がマスコミ等に激しいバッシングを受け、最近に至ってようやく集金窓口を別にした。
警察天下りに人気NO.1(兵庫県交通安全協会の場合は特に悪質であることが内部から暴露された。)
  • 交通安全協会費の使途

【元兵庫県交通安全協会会長 松井敏男氏の証言】

(兵庫県交通安全協会のある年度の場合)

支出2900万の内訳。   給与:1480万円   福利厚生、退職給与:420万円


すなわち、70%が交通安全協会の職員、天下り役員他の給与であった。
事業費、すなわち本来の目的に使っているのは、740万円、全体の20%に過ぎない。これはTBSテレビ報道番組取材に対して前述の元兵庫県交通安全協会会長である松井敏男氏の証言によって明らかにされた。松井氏は同番組で「実際は給与です」と言い切った。
  • 交通安全協会の天下りの実態

【元兵庫県警免許課、飛松五男氏の証言より】

警察の天下り先でも交通安全協会は最も人気のあるところである。235人の職員のうち、警察のOB は120人おり、約半数を占める。なぜなら、5年で数千万の退職金他がもらえるからである。また、交通安全協会に就職できるのは再就職を斡旋する県警内の部署に受けのいい、いわゆる「ゴマスリ野郎」(飛松五男氏の言葉どおり)だそうである。兵庫県の場合は特に悪質で、社交通安全協会事務局長は横領で告発され、内部追及にも給与明細さえ出さなかった。
また、協会では懇親会と称する、お土産つきの派手な宴会が毎年のように催され、費用全額が「交通安全協会費」から支払われていた。
また、兵庫県交通安全協会では彼ら天下り役員等のの給与を上げるため、末端の窓口職員には厳しいノルマが課せられている。そのため当然、窓口では強要まがいの勧誘が堂々と行われていた。入会を拒否する者には、大きな声で聞き返したり、非難したりするなどの嫌がらせや、ひどい場合は全く説明なく、集金したりといった詐欺まがいの集金方法が長年にわたって敢行されてきた。
愛知県の市民オンブズマンが「詐欺」で刑事告訴したことがある。判決違法とまではいえないものの、「金集めの方法には問題がある」との裁判所の判断が出た。この判決を受け、警察庁は各都道府県の交通安全協会に対し改善の指導を行ったが、具体的方法は示さず、都道府県に任されてきたが、一向に改善されず、マスコミのバッシングによってようやく重い腰を上げ、窓口を別にする等の窮余の策に出て延命を図った。

 

また、大阪東京では勧誘をしていなかったが、それは替わりに企業から集めていたからだそうだ。その他の33県では同じ窓口で徴収し、勧誘している疑いがもたれていた。

関連項目[編集]

外部リンク[編集]