QuickDraw

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QuickDraw(クイックドロー)とは、アップルコンピュータMac OSでかつて使われていた画像描画プログラムのこと。API の一種。

Mac OS Xでは後継のQuartz 2Dを利用することが推奨されているが、従来との互換のためQuickDrawも残されている。

QuickDrawの最初のバージョンはビル・アトキンソンほぼ一人により書かれた。元々は Lisa用の描画関数群としてLisaGrafという名前で開発されていたが、Macintosh にも搭載されることが決まりQuickDrawと改称された。

アップル社員が XEROXの研究所PARCを見学した際、 Altoで動くSmalltalkシステムを見せられた。Smalltalk GUIでの不定形クリッピング描画(たとえば、他のウインドウに隠れて一部分しか見えていないウインドウの表示内容の更新など)は、実際は矩形の組み合わせで、しかもAltoのハードウェア機能を介して行われていたが、それを知らされていなかったビル・アトキンソンは描画がソフトウェアを利用して行われていると勘違いし、そのまま遂にLisaGrafやQuickDrawを完成させた。後に、 QuickDrawの功績により彼はアップル・フェローの地位を与えられた。

QuickDrawは直線、矩形、正円及び楕円などの図形描画を当時のマシンとしては高速に行うだけでなく、 Macintoshを特徴付けるウインドウの重ね合わせ描画を可能とし、その後のソフトウエアに大きな影響を与えた。

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