Nanak

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ななっく株式会社
Nanak.JPG
Nanak(2013年8月)
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
020-8573
岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目6番8号
設立 2012年平成24年)4月27日
業種 小売業
法人番号 7400001008879
事業内容 商業施設の運営・管理/小売販売業
代表者 早瀨 恵三(代表取締役社長
外部リンク http://www.nanak.co.jp/
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Nanakの所在地

Nanak(ななっく)は岩手県盛岡市中ノ橋通1丁目6番8号にある日本の百貨店[注 1]である。旧中三盛岡店の建物を利用して、2012年10月29日に開業した。 マイルストーンターンアラウンドマネジメント(本社・東京)が100%出資する「ななっく」が運営している。

概要[編集]

Nanakの建物は、地元の老舗百貨店である川徳が1972年に新築し、1980年10月に旧店舗を青森の百貨店である中三が買収。盛岡店として営業していた(1981年5月から1988年11月にかけて増築)[1]。その後、中三盛岡店は東日本大震災3日後の2011年3月14日に発生したガス爆発事故[1][2]により休業した[3]

2012年10月、旧中三盛岡店の事業を譲り受けた企業再生ファンドの「マイルストーンターンアラウンドマネジメント」(MTM)が100%出資する「ななっく」の管理・運営によって、「Nanak」が開業した[4]

約1万9000平方メートルのフロアに生鮮食料品、衣料品、飲食、雑貨などのテナントが入居していた[3]が、慢性的な赤字に加え、MTMの深刻な経営難による取引先への未払い、建物の維持コストの増大、耐震補強工事が必要であることなどから、2019年6月2日で閉店すると発表した[3][5][6]。早瀨恵三社長は、3月1日の記者会見で「ななっく」の従業員約60人はいったん全員解雇し、入居するテナントには6月以降も一部で営業の延長を認める方針を明らかにしている。また、近隣に再開発で2021年、盛岡バスターミナルが開業することを踏まえ、建物は解体し、商業施設や駐車場、ホテルが入った複合施設を再整備する構想を示している[6][7][8]

名前の由来とコンセプト[編集]

Nanakは立地する、盛岡市河南(かなん)地区のローマ字「kanan」をアルファベット逆から読んだものである[9]。「地元密着型のコミュニティデパート」をコンセプトとしている[10]

建物譲渡以降の沿革[編集]

  • 2011年12月13日 - 旧中三盛岡店をマイルストーンターンアラウンドマネジメントに譲渡する基本合意書を締結[11]
  • 2012年
    • 4月9日 - 営業再開に向けた株式譲渡契約書を締結[12]
    • 4月27日 - エム盛岡株式会社(後にななっく株式会社)が旧中三盛岡店の事業を承継。新商業施設としての開店準備を開始する[13]
    • 10月29日 - 一部フロア(1・2・4階)開店[14]
    • 11月21日 - 3階フロア開店。
  • 2013年
    • 1月 - 地下フロア開店。
    • 8月1日 - 5・6階フロア開店。
    • 9月 - 地下フロアに飲食店が開店。
  • 2019年6月2日 - 売り上げ不振、老朽化した建物の維持費での赤字、親会社の経営悪化などを理由に閉店予定[15]

テナント[編集]

営業時間[編集]

  • 10時~20時(不定休)

アクセス[編集]

脚注[編集]

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  1. ^ 日本百貨店協会には加盟していないため、「全国百貨店共通商品券」の使用はできない。

出典[編集]

  1. ^ a b 中三デパート盛岡店ガス爆発事故に関する消防の原因判定書”. 法と経済のジャーナル. 朝日新聞社 (2015年1月18日). 2019年3月9日閲覧。
  2. ^ “通常営業再開の日に…盛岡の百貨店でガス爆発 1人死亡”. スポニチ Sponichi Annex 社会 (スポーツニッポン新聞社). (2011年3月14日). http://www.sponichi.co.jp/society/news/2011/03/14/kiji/K20110314000426000.html 2018年11月9日閲覧。 
  3. ^ a b c “盛岡市の商業施設「ななっく」19年6月閉店、再開発検討”. 日本経済新聞. (2019年3月1日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO41927990R00C19A3L01000/ 2019年3月9日閲覧。 
  4. ^ 「開店 待ってたNanak 盛岡の中三跡地に商業施設」『朝日新聞』岩手版 2012年10月30日
  5. ^ “盛岡の商業施設「ななっく」6月閉店 親会社の経営難が影響”. 河北新報  . (2019年3月1日). https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190301_32002.html 2019年3月4日閲覧。 
  6. ^ a b “データを読む 地方再生ファンドのMTM 盛岡の商業施設「ななっく」を閉店へ”. 東京商工リサーチ  . (2019年3月4日). http://www.tsr-net.co.jp/news/analysis/20190304_01.html 2019年3月22日閲覧。 
  7. ^ “<盛岡・ななっく>6月閉店、従業員60人全員解雇へ 親会社社長「体力不足顕在化」”. 河北新報  . (2019年3月2日). https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201903/20190302_32007.html 2019年3月4日閲覧。 
  8. ^ “ななっく 6月2日閉店 社長が会見、再開発に3年/岩手”. 毎日新聞. (2019年3月3日). https://mainichi.jp/articles/20190303/ddl/k03/020/029000c 2019年3月4日閲覧。 
  9. ^ “「Nanak」29日オープン 旧中三盛岡店に”. 岩手日報 経済 (岩手日報社). (2012年10月28日). http://www.iwate-np.co.jp/economy/y2012/m10/e1210281.html 2018年11月9日閲覧。 
  10. ^ Nanak 企業情報 基本理念 参照
  11. ^ “中三盛岡店、事業譲渡で東京の経営コンサルと合意書 来年春の開業目指す”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2011年12月15日) 
  12. ^ 株式譲渡
  13. ^ 事業継承
  14. ^ “盛岡「ななっく」開店 中三盛岡店の後継、商業の中核期待”. 日本経済新聞. (2012年10月29日). https://www.nikkei.com/article/DGXNASFB2904K_Z21C12A0L01000/ 2018年1月1日閲覧。 
  15. ^ ななっく6月2日閉店 盛岡、解体し再開発を検討 岩手日報

外部リンク[編集]

座標: 北緯39度41分58.3秒 東経141度9分21.2秒 / 北緯39.699528度 東経141.155889度 / 39.699528; 141.155889