IPv6パケット

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IPv6パケットは、IPv6ネットワークのインターネットプロトコルアクセスを経由した、最小メッセージエンティティーである。

パケットはアドレッシング、ルーティング、ユーザデータからなるペイロードのための制御情報で構成されている。IPv6パケット内の制御情報は、必須の「固定ヘッダ」およびオプションの「拡張ヘッダ」に細分される。IPv6パケットのペイロードは、通常、データグラムまたはより上位層のトランスポート層プロトコルの部分だが、インターネット層ICMPv6など)、またはデータリンク層OSPFなど)のためのデータであっても良い。

IPv6パケットは、イーサネットなど、各パケットカプセル化したフレームで、データリンク層プロトコルを介して送信される。ただし、IPv4を6to4Teredoの移行テクノロジを使用する場合など、上位層のトンネリングプロトコルであっても良い。

IPv6では、ルータはIPv6パケットを断片化(IPフラグメンテーションを参照)せず、送出元のノードのみが断片化を行う(IPv4ではヘッダ内のフラグによって禁止されていないパケットであれば、途中のルータでも断片化をすることがある)。ホストは、1280オクテットの最小MTUよりも大きいMTUの利点を取るためにパスMTUディスカバリを実行するために「強く推奨」されている[1]。ノードは、元のパケットを断片化するのIPv6フラグメントヘッダを使用して、それが先(複数可)で再構成される必要がある[1]

固定ヘッダー[編集]

IPv6パケットの固定ヘッダは40バイト(320ビット)で構成している[1]。 以下にヘッダーを示す。

固定ヘッダーフォーマット
オフセット オクテット 0 1 2 3
オクテット ビット 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31
0 0 バージョン Traffic Class Flow Label
4 32 ペイロード Next Header Hop Limit
8 64 送信元アドレス
12 96
16 128
20 160
24 192 送信先アドレス
28 224
32 256
36 288

出典・脚注[編集]

  1. ^ a b c Deering, S.; Hinden, R. (December 1998). Internet Protocol, version 6 (IPv6) Specification. IETF. RFC 2460.