ペイロード (コンピュータ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ナビゲーションに移動 検索に移動

コンピュータネットワークペイロード(payload)とは、データ伝送における正味のデータ部分を指す。

概要[編集]

伝送されるデータ全体のうち、伝送処理のための管理情報(ヘッダメタデータなど)を除いたものにあたる[1][2]。データの大きさを表すときは「ペイロード長」(payload length)と言う。

特に、たとえばインターネットで使われているTCP/IPの場合はDARPAモデルであるが、伝送システムの階層的なモデルにおいて、下位層のプロトコルは、上位層のプロトコルの通信全体を「単なるデータ」とみなして自分のレイヤのメタデータなどに「包んで」やりとりすることになる。この「包まれるもの」がペイロードである。つまり、たとえばIPのレイヤから見れば、UDPのデータグラムはそれ全体がペイロードであり、UDPのレイヤから見れば、その中にあるアプリケーションプログラムのためのデータがペイロードである。

コンピュータセキュリティでも基本的には上述の意味だが、マルウェアでは、その内部の悪意のある動作をする部分のコードを指す[3]

脚注[編集]

[ヘルプ]

出典[編集]

  1. ^ Payload definition”. Pcmag.com (1994年12月1日). 2012年2月7日閲覧。
  2. ^ Payload definition”. Techterms.com. 2012年2月7日閲覧。
  3. ^ Payload definition”. Securityfocus.com. 2012年2月7日閲覧。