IMT-2020

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IMT-2020 (International Mobile Telecommunications-2020) は、2015年5Gネットワーク、デバイス、およびサービスに関して国際電気通信連合 (ITU) のITU Radiocommunication Sector (ITU-R) によって発行された標準仕様である[1]

この標準全体は2020年に完成したが[2]、一部は2017年11月に採用されている[3]。要件の公開後、 3GPPなどの無線アクセステクノロジの開発者は、これらの要件を満たすべく、3GPPは、5G NR 、 LTE-M 、およびNB-IoTを開発している[4]

必要条件[編集]

IMT-2020の要件を次に述べる[5]。これらの要件は、IMT-2020の候補が達成する可能性のある機能であって、達成が義務づけられたり、同時に達成することを求めるものではない。

能力 説明 5G要件 使用シナリオ
ダウンリンクの限界データレート 20ギガビット/秒 eMBB
アップリンクの限界データ転送速度 10ギガビット/秒 eMBB
ユーザーが体験するダウンリンクのデータ転送速度 密集した都市のテスト環境でのデータ転送速度の95% 100メガビット/秒 eMBB
ユーザーが体験するアップリンクのデータ転送速度 50メガビット/秒 eMBB
待ち時間 パケット移動時間に対する無線ネットワークの寄与分 4ミリ秒 eMBB
1ミリ秒 URLLC
移動度 ハンドオーバーおよびQoS要件の最大速度 500 km / h eMBB / URLLC
接続密度 単位面積あたりのデバイスの総数 10 6 / km 2 mMTC
エネルギー効率 (デバイスまたはネットワークごとの)単位エネルギー消費あたりの送受信データ 4Gと等しい eMBB
面積あたりの転送容量 担当面積全体での総転送量 10 Mbps / m 2 eMBB
ダウンリンクの限界スペクトル効率 単位無線帯域幅およびネットワークセルごとのスループット 30ビット/セクター/ Hz eMBB

参考[編集]

  1. ^ ITU defines vision and roadmap for 5G mobile development”. www.itu.int. 2019年9月16日閲覧。
  2. ^ What Is IMT-2020?”. SDxCentral. 2019年9月16日閲覧。
  3. ^ Minimum requirements related to technical performance for IMT-2020 radio interface(s)”. ITU (2017年11月). 2019年9月16日閲覧。
  4. ^ LTE-M and NB-IoT meet the 5G performance requirements”. ITU (2018年12月9日). 2019年9月16日閲覧。
  5. ^ Minimum requirements related to technical performance for IMT-2020 radio interface(s)”. ITU (2017年11月). 2019年9月16日閲覧。