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au revoir (MALICE MIZERの曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「au revoir」
MALICE MIZERシングル
初出アルバム『merveilles
B面 au revoir -BOSSA-
リリース
規格 8cmCD
録音 1997年
日本の旗 日本
ジャンル ヴィジュアル系
J-POP
レーベル コロムビアミュージックエンタテインメント
作詞・作曲 Gackt
Mana
チャート最高順位
MALICE MIZER シングル 年表
ヴェル・エール〜空白の瞬間の中で〜
1997年
au revoir
(1997年)
月下の夜想曲
1998年
merveilles 収録曲
エーゲ~過ぎ去りし風と共に~
(6)
au revoir
(7)
Ju te veux
(8)
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au revoir」(オ・ルヴォワール)は、MALICE MIZERのメジャー2枚目のシングル1997年12月3日コロムビアミュージックエンタテインメントから発売された。

解説

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MALICE MIZER初のオリコンtop10ランクイン作品。初動売り上げは前作よりも低かったが、最終的な売り上げは前作の2倍以上で10万枚を超えた。

収録曲

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(全編曲:MALICE MIZER・島田陽平)

  1. au revoir [4:54]
    作詞:Gackt.C、作曲:Mana
    • ライブツアー「STANDING TOUR '97 Pays de merveilles ~空白の瞬間の中で~」が一段落して、日比谷野外音楽堂で開催された2daysライブ「華麗なる復活劇」「空白の瞬間の扉」が開催される前にレコーディングされた[1]
    • Manaが提示したテーマは「現代に潜む不思議な未来」であった[2]
    • Manaの楽曲を聴いたGacktは過去にフランスで知り合った色々な人が口にした「オ・ルヴォワール」という言葉が印象に焼きついていた。意味が「再会を約束する祈りの言葉」と知り、そこからイメージを膨らませていったら、優しい雰囲気の歌になった[1]
    • Gacktは「ハードな曲調ではそぐわない内容だ」「単にハードなサウンドのナンバーだったら、僕らがやる必要性がない」という電話を夜中にメンバー全員に電話した。「後2日で本楽曲のレコーディングを全て終わらせなければまずい」というタイミングだったため、そこから急ごしらえでアレンジ作業を施した[1]
    • 当初はヴァイオリンのパートはギター・シンセサイザーで録音しようとしたが、Gacktが「それは違う!全体的にハードすぎる仕上がりになってしまう!生のヴァイオリンの方がいい!」と反対した[1]
    • Kamiの「時には涙をためながら叩いた」プレイスタイルをGacktに「違うんだ。まだ、優しさが足りないよ」と没にした[1]
    • Yu〜kiは本番ではじめてKamiの本楽曲でのフレーズの叩き方を知った[1]
    • Köziはギターを演奏と言えるほど録音していない[1]
  2. au revoir ~BOSSA~ [5:26]
    • タイトル曲のボサノヴァアレンジヴァージョン。
    • Manaは一切楽器を弾いていない[1]
  3. au revoir (instrumental [4:54]

ミュージック・ビデオ

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「不思議な未来」を表現するために、特殊な合成の演出を多用した[2]

収録アルバム

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アルバム 発売日 備考
au revoir
merveilles 1998年3月18日 メジャー1stオリジナルアルバム
『La Collection des Singles』 2004年9月29日 1stベストアルバム
『La Meilleur Selection de MALICE MIZER』 2006年10月18日 2ndベストアルバム
au revoir -BOSSA-
『La Collection des Singles』 2004年9月29日 1stベストアルバム

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1998年1月号「MALICE MIZER 2ndシングルリリース au revoir」p.175より。
  2. ^ a b ソニー・マガジンズ刊「PATi PATi」1999年3月号「MALICE MIZER re-born」p.105より。