ALMA (アルバム)

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ALMA
ACIDMANスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル J-POP
レーベル EMIミュージックジャパン
チャート最高順位
ACIDMAN アルバム 年表
A beautiful greed
(2009年)
ALMA
(2010年)
Second line & Acoustic collection
(2011年)
『ALMA』収録のシングル
  1. DEAR FREEDOM
    リリース: 2010年7月21日
  2. ALMA
    リリース: 2010年9月22日
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ALMA』(アルマ)は、ACIDMANの8枚目のオリジナルアルバム2010年12月1日EMIミュージックジャパンから発売された。

概要[編集]

前作から約1年4か月振りとなるオリジナルアルバム。

通常、ACIDMANの楽曲の作曲は「ACIDMAN」名義であるが、本作ではシングル曲を除く全楽曲の作曲を大木伸夫が単独で手掛けている。

タイトルは、チリアタカマ砂漠にあるアタカマ大型ミリ波サブミリ波干渉計(Atacama Large Millimeter/submillimeter Array, ALMA)から。[2]シングル曲のタイトルがそのままアルバムタイトルに採用されるのは初めて(過去には3枚目のアルバム『equal』からのシングルとして「equal e.p.」が発売されている)。

2010年12月13日付のオリコンチャートで12位にランクインし、デビューアルバム『』からの7作連続TOP10入り記録は本作で途切れることになった。

収録曲[編集]

  • 特記が無い曲は作詞/作曲:オオキノブオ(インスト曲は除く)
  1. 最後の国 (introduction)
    インスト。ライブにおいてメンバー入場時の音楽としてよく使用される曲。
  2. 風が吹く時
  3. ONE DAY
  4. DEAR FREEDOM
    作詞:オオキノブオ、作曲:ACIDMAN
    ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ×MTVジャパン「Transform Your Xperiaキャンペーン」CF曲。
  5. ノエル
  6. ALMA
    作詞:オオキノブオ、作曲:ACIDMAN
    本作のタイトル曲。
  7. 真っ白な夜に (instrumental)
    インスト。
  8. レガートの森
  9. Final Dance Scene
    「レガートの森」から曲間が繋がっている。
    ベースの佐藤雅俊が初めてチョッパー・ベースに挑戦している[2]
  10. 2145年
    ロボットが心を持った」という内容のSF的な世界観の曲。元々は次曲「ワンダーランド」の一部だったものを独立させて製作された曲で[2]、曲間も繋がっている。
    PVが製作され、大道芸人のぞみが出演している。
  11. ワンダーランド
    大木はこの曲のAメロを製作している際にロボットのことが思い浮かび、「不思議の国の話だな」と感じたという。当初は後半部分が激しい曲調となっていたが、この部分ごとロボットの話を独立させたものが「2145年」だと語っている[2]
    その後、大木曰く「不思議の国で湖が溢れる曲」に作り直されたが、これによりストーリー性が深まったとのこと[2]

演奏[編集]

  • 大木伸夫
    • Vocal, Guitar
    • Piano (#5)
  • 佐藤雅俊:Bass
  • 浦山一悟:Drums
  • 四家卯大:Strings Arrangement (#5)
  • 四家卯大ストリングス:Strings (#5)

出典[編集]

  1. ^ ALMA”. ORICON STYLE. オリコン. 2014年2月20日閲覧。
  2. ^ a b c d e ACIDMAN 『ALMA』インタビューbillboard japan 2015年11月23日閲覧。

関連項目[編集]