金台鎬
金台鎬 김태호 Kim Tae-ho | |
---|---|
生年月日 | 1962年8月21日(61歳) |
出生地 | 韓国 慶尚南道居昌郡 |
出身校 | ソウル大学大学院博士課程修了 |
前職 | 国会議員 |
所属政党 |
(ハンナラ党→) (セヌリ党→) 自由韓国党 |
公式サイト | 새누리당 국회의원 김태호 |
民選第3-4代 慶尚南道知事 | |
在任期間 | 2004年6月6日 - 2010年6月30日 |
金 台鎬(きん・たいこう、キム・テホ、김태호、1962年8月21日 - )は大韓民国の政治家。2004年6月6日から2010年6月30日まで慶尚南道知事(民選第3-4代)を務めた。知事退任後の2010年8月8日、李明博大統領より国務総理に指名されたが、就任を辞退した。その後、2011年4月の国会議員再補選に出馬して当選、2012年4月の総選挙で再選した。同年12月に予定されている大統領選挙のセヌリ党の大統領候補を決める党内予備選挙に立候補したが、当初から有力視されていた朴槿恵に大差をつけられて敗退した[1]。2016年4月の総選挙には立候補しなかった。2018年6月13日に行われた第7回全国同時地方選挙の慶尚南道知事選挙に自由韓国党公認候補として立候補したが、得票率42.9%にとどまり、共に民主党の金慶洙(朝鮮語: 김경수_(정치인))(得票率52.8%)に大差で敗れて落選した[2]。
経歴
- 1962年、居昌郡生まれ。
- 1977年 - 奨学生として居昌農業高校に進学[3]
- 1980年 - ソウル大学校農業教育科に進学。在学中、後に大統領となる金泳三の側近である金東英議員の家に下宿し、政治に対する感覚を養った[3]。
- 1985年 - 同修士課程に進学する。
- 1987年 - 同博士課程に進学する。
- 1990年 - 同大学講師。
- 1992年 - 博士課程を修了する。
- 1998年 - 慶尚南道議員に当選し、本格的に政界入りした
- 2004年、慶尚南道知事の補欠選挙に当選。42歳での当選は道知事として最年少であった[3]
- 2006年 - 知事再選
- 2010年8月8日、既に辞意を表明していた鄭雲燦に代わる国務総理に指名される[4]。
- 2010年8月29日、国務総理への就任を辞退[5]。
- 2011年4月27日、慶尚南道金海市乙で行われた国会議員再補選で当選[6]。
- 2012年4月11日 - 第19代総選挙で再選(金海市乙)
- 2012年7月11日 - 大統領選挙への出馬を表明[7]。
- 2012年8月20日 - セヌリ党大統領候補予備選、朴槿恵と金文洙に次ぐ3位の支持に留まる。
- 2014年7月14日 - セヌリ党全党大会で党最高委員に選出[8]。
国務総理への指名と辞退
2010年8月8日に李明博大統領が内閣改造を行ない、金は国務総理に指名された。だが就任のために必要な国会承認に向けた人事聴聞会において以下のような疑惑を追及され混乱。8月29日に指名辞退に追い込まれた[5]。もし金が就任していれば40代での首相就任は5人目、金鍾泌以来39年ぶりとなるはずだった[9]。
- 泰光実業の会長だった朴淵次から金品を受け取ったとされる疑惑(朴淵次ゲート疑惑)が取りざたされた。金本人は否定しており、検察は2010年1月に嫌疑なしとの結論を下している[10]。
- 慶尚南道知事時代の2005年、道庁予算で購入した車(SM7、2000万ウォン)を夫人が私的に使用し、公務員行動綱領に違反する行為と指摘されている[11][12]。燃料費を支払うと事実関係を認めている。
- 慶尚南道知事時代、道庁の職員を知事公邸の家事手伝いとして働かせており[12]、事実関係を認めている。
- 財産の申告漏れが指摘されており[12]、手違いがあったと認めている。
出典
- ^ “朴槿恵氏 与党の大統領候補者に決定”. KBSワールドラジオ. (2012年8月20日) 2012年8月21日閲覧。
- ^ 2018地方選挙開票結果(KBS)
- ^ a b c “「5人目の40代首相」、金台鎬氏内定で世代交代へ” (日本語). 聯合ニュース. (2010年8月8日) 2010年8月8日閲覧。
- ^ “韓国、首相に47歳の前知事など内閣改造” (日本語). 読売新聞. (2010年8月8日) 2010年8月8日閲覧。
- ^ a b “40代の新首相候補ら就任辞退=李明博政権に打撃―韓国” (日本語). 時事通信. (2010年8月29日) 2010年8月29日閲覧。
- ^ “韓国補選で与党敗北、民主は次期大統領選に弾み”. 連合ニュース. (2011年4月28日) 2011年4月29日閲覧。
- ^ “金台鎬「古ぼけた政治変える」出師の票”. 韓国速報. (2012年7月12日) 2012年7月21日閲覧。
- ^ “セヌリ党新代表に非主流派の座長 金武星氏”. KBSワールドラジオ. (2014年7月14日) 2014年7月15日閲覧。
- ^ “40代総理、その下に ‘実勢’ 特任長官” (日本語). 中央日報 2010年8月29日閲覧。
- ^ “相次ぐ疑惑で攻勢強める野党 人事聴聞会、与野党攻防必至” (日本語). 東亜日報. (2010年8月17日) 2010年8月27日閲覧。
- ^ “金台鎬氏、知事時代に道庁予算で夫人用の車購入 道庁職員が運転手役も” (日本語). 東亜日報. (2010年8月20日) 2010年8月27日閲覧。
- ^ a b c “夫人の公用車使用と財産申告漏れ、金台鎬氏が「過ち」認める 国会人事聴聞会” (日本語). 東亜日報. (2010年8月25日) 2010年8月27日閲覧。
公職 | ||
---|---|---|
先代 金爀珪 |
慶尚南道知事 民選第3-4代:2004 - 2010 |
次代 金斗官 |