小竹武夫

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小竹 武夫(おたけ たけお、1905年9月3日 - 1982年5月2日)は、日本の中国文学者。石川県金沢市生まれ。京城帝国大学卒。兄の小竹文夫とともに『史記』を現代語訳し、ついで単独で『漢書』を全訳、1978年中日文化賞[1]1980年読売文学賞を受賞した。金沢美術工芸大学教授などを務めた。

翻訳

  • 中国封建社会 瞿同祖 田島泰平共訳 生活社 1942
  • 史記 司馬遷 小竹文夫共訳 弘文堂(全7巻) 1956-57
新版・筑摩書房「世界文学大系Ⅰ・Ⅱ」ほか。ちくま学芸文庫 全8巻 1995
  • 漢書 全3巻 班固 筑摩書房 1977-79。ちくま学芸文庫 全8巻 1998

脚注

  1. ^ 中日文化賞:第31回-第40回受賞者”. 中日新聞. 2009年10月31日閲覧。