国家主席
国家主席(こっかしゅせき)とは、アジアにおける社会主義国の国家元首の役職名である。
なお、アジアの社会主義国でもモンゴル人民共和国の元首は「人民大会議幹部会議長」(1951-1990)であった。また、他の地域の社会主義国では1990年までのソビエト連邦における元首は「最高会議幹部会議長」であり、他の旧「東欧」の社会主義国の大半は「国家評議会議長」(東ドイツ・ブルガリアなど)あるいは「大統領」(チェコスロバキア・ルーマニアなど)が国家元首の役職名であった。
なお、英語では「President」(「大統領」の意)と訳される。
- 中華人民共和国主席(中国)
- 朝鮮人民共和国主席(朝鮮)
- 朝鮮民主主義人民共和国主席(北朝鮮)
- ベトナム社会主義共和国主席(ベトナム)
- ラオス人民民主共和国主席(ラオス)
- キューバ共和国主席(キューバ) - 日本では2019年以降の"Presidente de la República de Cuba"は「キューバ共和国大統領」と訳すが、中国では中国語でアメリカの大統領などに充てている「総統」ではなく自国の国家元首と同様の「国家主席」を充てている[1]。
脚注
- ^ “古巴:迪亚斯-卡内尔当选古巴国家主席”. 新華社. (2019年10月11日) 2019年12月25日閲覧。