サンドラ・フェイバー
サンドラ・フェイバー(Sandra Moore Faber、1944年12月28日 - )はアメリカ合衆国の女性天文物理学者である。リック天文台で研究し宇宙のダークマターなどの分野の研究者である。
来歴
ボストン出身。スワースモア大学を卒業後、1972年ハーバード大学で学位を得た。1972年からカリフォルニア大学サンタクルーズ校のリック天文台で働き、1979年から教授。楕円銀河の絶対光度が銀河内の星の運動速度のばらつきの4乗に比例するという「フェイバー=ジャクソン関係」を発見した。グレート・アトラクター(en:Great Attractor:巨大引力源)を探すグループ「7人の侍」チームを結成した。
受賞歴
- 1986年 - ハイネマン賞天体物理学部門
- 1993年 - NASA Group Achievement Award
- 2009年 - Bower Award and Prize for Achievement in Science
- 2011年 - アメリカ国家科学賞
- 2012年 - ブルース・メダル
- 2017年 - グルーバー賞宇宙論部門、クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞
- 2020年 - 王立天文学会ゴールドメダル