サバナ (植生)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ABCEdit (会話 | 投稿記録) による 2021年1月13日 (水) 21:53個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

サバナ

サバナSavannaサヴァナまたはサバンナとも)[1]とは乾季雨季のある熱帯に分布する、疎林と低木を交えた熱帯長草草原地帯である。年間降水量が 600mm以下で夏に雨季があり、その他の季節に長い乾季をもつ地域に分布する。イネ科の草本を主体とする草原に樹木が疎に生える。草本は雨季に葉をつけて繁茂するが、乾季に地上部は枯れる。アフリカではバオバブ樹などが見られる。大型の草食動物が群れをなして多く生活をしている。

熱帯草原を一般的にサバナと呼んでいるが、これはスーダン先住民が使用した呼称に由来し、地域によりリャノオリノコ川流域)、カンポブラジル高原)、グランチャコパラグアイ)などの名称もある。

脚注

関連項目

外部リンク