洗濯糊

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。58.91.177.167 (会話) による 2021年1月30日 (土) 03:12個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎日本で市販されている主な洗濯糊)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

洗濯糊(せんたくのり)は、衣類の感触を改善したり型崩れを防止するために使用される薬剤。ワイシャツシーツなどにパリッとした感触をもたらし、汚れが付着しにくくなる効果もある。化学糊と、デンプンを主成分とした天然糊とに大別でき、化学糊は加工デンプンやカルボキシメチルセルロース(CMC)主成分とする半合成糊と、ポリ酢酸ビニルポリビニルアルコール(PVA)、耐熱性ポリマーなどを主成分とする合成糊に分類できる。天然糊は家庭で片栗粉小麦粉コーンスターチを材料にして作ることもできる。しかし、カビ虫害による変質のおそれがあるため、糊付けしたままの保管には適さない。剤形は液状・ジェル状・粉末・スプレータイプなどがあり、液状や粉末のものはすすぎの後脱水前に、糊を溶いた液に衣類を漬け込む。スプレータイプのものはアイロン掛け時に使用し、元など部分糊付けに適する。

日本で市販されている主な洗濯糊

このほか、マルフクケミファロケット石鹸などからも発売されている。

           yhgf)(「hgh

日本で終売となった製品

  • カンターチ(ジョンソン。天然糊を主成分としたスプレータイプ。) 2015年終売[1]

参考資料

脚注

  1. ^ 製造終了製品一覧中の2015年終売製品”. 2020年11月3日閲覧。