児嶋都

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児嶋 都(こじま みやこ、12月31日[1] - )は、日本の漫画家イラストレーター東京都杉並区高円寺出身[1][2]。血液型はA型[1]。主にホラー漫画で活躍している。

略歴

高校時代はバンド活動にのめり込んでいたが、バンド仲間である萩原玲二アシスタントを務めた後[2]1990年、『近代麻雀』よりデビュー。

かつては猫乃 都(ねこの みやこ)というペンネームで「ファンロード」の常連投稿者として活動し[3]、「ジャンプ放送局」のマスコット(1984年12月 - 1985年12月)を務めたのち、エニックス出版局(当時)から出版された漫画雑誌やコミックスに作品を連載していた。

映画監督コメンテーター山本晋也の娘である。2005年年末、ごきげんようフジテレビ)の特別番組で、親子共演を果たしている。

2007年より、銀座ロイヤルサロン・ヴァニラ画廊・スパンアートギャラリー等で絵画・イラストレーションの画廊展示・販売などを多く手がける。

2010年2月 初個展「いちご心臓」銀座ヴァニラ画廊。

2011年5月ヴァニラ画廊・スパンアートギャラリー両画廊にてクトゥルフ神話を題材にした企画展示『邪神宮』のキュレーションを手がける。 同年、クトゥルーアンソロジー『邪神宮』企画・監修。(学研パブリッシング

主な作品:単行本

  • おとな地獄(リイド社 1997)ISBN-13: 978-4845815753
  • こども地獄(ぶんか社 1998)ISBN-13: 978-4821196678
  • どすこい。(集英社文庫京極夏彦解説漫画 2004)ISBN 4-08-747755-X
  • 眼球綺譚comics(角川文庫 原作:綾辻行人 2009)
  • 異形コレクション 怪物團 (光文社 2009)ISBN 978-4-334-74638-4
  • 異形コレクション 喜劇綺劇(装丁画:口絵イラスト)(光文社 2009) ISBN 978-4-334-74698-8
  • 平山夢明と京極夏彦のバッカみたい、読んでランナイ!(エフエム東京 2010)
  • 非道徳教養講座(光文社 共著平山夢明 2011)
  • 邪神宮(学習研究社 アンソロジー執筆・企画監修 2011)
  • 呪いの都市伝説モンスター(講談社 アンソロジー執筆 2017)
  • BAD END(釘書房 アンソロジー執筆『呪われた黒板』2019)

友人・関連のある人物

脚注

  1. ^ a b c 猫乃都「4コマ劇場楽屋裏」(エニックス出版局編『ドラゴンクエスト4コママンガ劇場 第6巻』エニックス、1992年、41頁。ISBN 4-900527-91-2。)。
  2. ^ a b 中野渡淳一『漫画家誕生 169人の漫画道』新潮社、2006年発行、210-211頁。ISBN 4-10-301351-6
  3. ^ 当時通っていた高校に、人気アイドルであった原田知世が在籍していたため、原田知世の学園生活をレポートするという名目の「知世ちゃんのキャンパス日記」というタイトルの漫画を連載していた(ただし、実際は原田知世とはクラスも違い、友人でも知人でもなかったので、原田知世のことよりも自身の日常を主に描いたエッセイ風の作品となっている)。

関連項目

外部リンク