室井尚
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生誕 | 1955年3月24日 |
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死没 | 2023年3月21日(67歳没) |
地域 | 日本 |
研究分野 | 評論、美学、記号学 |
室井 尚(むろい ひさし、1955年3月24日 - 2023年3月21日[1])は、日本の美学者、記号学者。横浜国立大学名誉教授。唐十郎を横浜国立大学の教授として招いた。
略歴
伝記の記載を年譜形式のみとすることは推奨されていません。 |
- 1955年:山形県山形市に生まれる
- 1973年:茨城県立水戸第一高等学校卒業[2]
- 1977年:京都大学文学部美学美術史専攻卒業
- 1982年:京都大学大学院博士課程単位取得満期退学
- 1989年:帝塚山学院大学専任講師
- 1992年:横浜国立大学教育学部助教授
- 1997年:横浜国立大学教育人間科学部助教授
- 2003年:横浜国立大学教育人間科学部教授
- 2011年:横浜国立大学都市イノベーション研究院建築都市文化専攻教授
- 2017年:横浜国立大学教育学部教授
- 2020年:定年退職、名誉教授となる
- 2023年:がんのため、死去[1]。67歳没。死没日付をもって従四位に叙され、瑞宝小綬章を追贈された[3]。
著作
単著
- 『文学理論のポリティーク――ポスト構造主義の戦略』勁草書房、1985年
- 『メディアの戦争機械――文化のインターフェース』新曜社、1988年
- 『ポストアート論』白馬書房、1988年
- 『情報宇宙論』岩波書店、1991年
- 『哲学問題としてのテクノロジー――ダイダロスの迷宮と翼』講談社、2000年
- 『巨大バッタの奇蹟』アートン、2005年
- 『タバコ狩り』平凡社新書、2009年
- 『文系学部解体』角川新書、2015年[4]
共編著
- (吉岡洋共著)『情報と生命――脳・コンピュータ・宇宙』新曜社、1993年
- (山口昌男共編)『記号論の逆襲』東海大学出版会、2002年
- (唐十郎共著)『教室を路地に!――横浜国大vs紅テント2739日』岩波書店、2005年
翻訳
- リチャード・ローティ(加藤哲弘、庁茂、吉岡洋、浜日出夫共訳)『哲学の脱構築――プラグマティズムの帰結』御茶の水書房、1986年 『プラグマティズムの帰結』ちくま学芸文庫、2014年
- ハル・フォスター編(吉岡洋共訳)『反美学――ポストモダンの諸相』勁草書房、1987年
- マーク・ポスター(吉岡洋共訳)『情報様式論――ポスト構造主義の社会理論』岩波書店、1991年/岩波現代文庫、2001年
- ヴィクター・バーギン(酒井信雄共訳)『現代美術の迷路』勁草書房、1994年
脚注
- ^ a b “室井尚さん死去”. 朝日新聞. (2023年3月29日) 2023年3月29日閲覧。
- ^ https://ja-jp.facebook.com/hisashimuroi
- ^ 『官報』第970号6頁 令和5年5月2日
- ^ “人文知 軽視に危機感を 『文系学部解体』 横浜国立大教授・室井尚(ひさし)さん(60)”. 東京新聞. 2022年10月8日閲覧。
外部リンク
- 横浜都市文化ラボ - 室井尚が代表を務める団体
- 短信 Virtual Time Garden - 本人のブログ
- 室井尚 (@ash_mu) - X(旧Twitter)
- 室井尚 横浜国立大学教授 「文系学部はどうなる」 2016.1.28 - YouTube
- 室井 尚 - 横浜国立大学 教育人間科学部 人間文化課程 教員紹介
- 室井 尚 - 横浜国立大学研究者総覧
- 室井 尚 - researchmap