幡屋駅
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幡屋駅 | |
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駅入口(2007年8月) | |
はたや Hataya | |
◄加茂中 (3.1 km) (2.1 km) 出雲大東► | |
所在地 | 島根県雲南市大東町仁和寺1886 |
所属事業者 | 西日本旅客鉄道(JR西日本) |
所属路線 | 木次線 |
キロ程 | 11.8 km(宍道起点) |
電報略号 | ハヤ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗車人員 -統計年度- |
34人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1918年(大正7年)2月11日*[1] |
備考 | 無人駅 |
幡屋駅(はたやえき)は、島根県雲南市大東町仁和寺にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)木次線の駅である。
歴史
- 1918年(大正7年)2月11日:簸上鉄道の加茂中駅 - 大東町駅(現・出雲大東駅)間に、停留場として設置[1][2]。
- 1921年(大正10年)3月29日:鉄道省より停車場(駅)として認可される[1]。
- 1934年(昭和9年)8月1日:簸上鉄道が国有化され[1][3]、国有鉄道木次線の駅となる[4]。
- 1954年(昭和29年):合理化による幡屋駅廃止が取り沙汰され、1年近い反対運動の結果、駅の存続が決まる。1956年には貨車ホームの拡張が行われた。
- 1959年(昭和34年)11月:部外委託駅となる[5]。
- 1964年(昭和39年)4月1日:日本交通観光社に委託される。
- 1971年(昭和46年)10月1日:貨物、荷物の取り扱いを廃止[6]。駅員無配置駅となる[7]。同年11月4日には駅舎などの建物を大東町へ無償譲渡され、町と乗車券類の発売に関する契約を締結し翌日に簡易委託所が開所され、地元住民が委託販売者となる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、西日本旅客鉄道に継承[1]。
- 1994年(平成6年):旧駅舎を解体し、現在の停車場を建設。
駅構造
単式ホーム1面1線を有する地上駅(停留所)。線路の北側(備後落合方面に向かって左側)にホームが置かれている。木造の旧駅舎は解体され、跡地に出札窓口を備えたコンパクトな待合所が設置された。
木次鉄道部管理の無人駅。かつては出札窓口で乗車券(常備券)を手売りしていたが、2015年3月をもって廃止された。
利用状況
近年の1日平均乗車人員は以下の通り。なお、1994年度は57人、1984年度は83人だった。
乗車人員推移 | |
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年度 | 1日平均人数 |
1980年(昭和55年) | [県統計 1][注釈 1]110 |
1985年(昭和60年) | [県統計 2][注釈 1]84 |
1990年(平成 | 2年)[県統計 3][注釈 1]66 |
1995年(平成 | 7年)[県統計 4]61 |
1999年(平成11年) | 66 |
2000年(平成12年) | 67 |
2001年(平成13年) | 55 |
2002年(平成14年) | 49 |
2003年(平成15年) | 36 |
2004年(平成16年) | 35 |
2005年(平成17年) | 32 |
2006年(平成18年) | 31 |
2007年(平成19年) | 29 |
2008年(平成20年) | 33 |
2009年(平成21年) | 30 |
2010年(平成22年) | 28 |
2011年(平成23年) | 32 |
2012年(平成24年) | 30 |
2013年(平成25年) | 55 |
2014年(平成26年) | 27 |
2015年(平成27年) | 27 |
2016年(平成28年) | 28 |
2017年(平成29年) | 35 |
2018年(平成30年) | 41 |
2019年(令和元年) | [県統計 5]34 |
2020年(令和2年) | 26 |
駅周辺
駅の北側に人家が多い。
- 諏訪神社
- 幡屋郵便局
- 島根県道157号出雲大東線
- 赤川
隣の駅
脚注
注釈
出典
- ^ a b c d e f g 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、329頁。ISBN 978-4-533-02980-6。
- ^ 『軽便鉄道停留所設置 官報 第1661号(1918年2月18日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『鉄道省告示第337号 官報 第2272号(1934年7月28日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 『鉄道省告示第336号 官報 第2272号(1934年7月28日)』 - 国立国会図書館デジタルコレクション
- ^ 「合理化にゆらぐ木次線 道路整備が客足奪う 過疎が追い打ちをかける」『中國新聞』昭和46年8月25日島根版 8面
- ^ 「日本国有鉄道公示第398号」『官報』1971年10月1日。
- ^ 「通報 ●木次線幡屋駅ほか7駅の駅員無配置について(旅客局)」『鉄道公報』日本国有鉄道総裁室文書課、1971年10月1日、11面。
- 島根県統計書
- ^ “島根県統計書 昭和55年(1980) 表100 駅別鉄道旅客及び貨物輸送状況” (xls). 島根県. 2022年3月20日閲覧。
- ^ “島根県統計書 昭和60年(1985) 103 駅別乗降客人員数及び貨物発着トン数” (xls). 島根県. 2022年3月20日閲覧。
- ^ “島根県統計書 平成2年(1990) 105 駅別乗降客人員数” (xls). 島根県. 2022年3月20日閲覧。
- ^ “島根県統計書 平成7年(1995) 105_1 駅別乗客人員数等数” (xls). 島根県. 2022年3月20日閲覧。
- ^ “島根県統計書 令和元年(2019) 10-3 駅別乗客人員数等” (xls). 島根県. 2022年3月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 幡屋駅|駅情報:JRおでかけネット - 西日本旅客鉄道
- 国土地理院地図閲覧サービス - 幡屋駅周辺の1/25000地形図(図名:宍道)