バンダレ・アッバース
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バンダレ・アッバース بندر عباس | |
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バンダル・アッバース市街 | |
位置 | |
座標 : 北緯27度11分11秒 東経56度16分38秒 / 北緯27.1863889度 東経56.2772222度 | |
行政 | |
国 | イラン |
州 | ホルモズガーン州 |
市 | バンダレ・アッバース |
地理 | |
面積 | |
市域 | ? km2 |
標高 | 7 m |
人口 | |
人口 | (1996年現在) |
市域 | 273,578人 |
その他 | |
等時帯 | イラン標準時 (UTC+3:30) |
夏時間 | イラン夏標準時 (UTC+4:30) |
バンダレ・アッバース(ペルシア語: بندر عباس Bandar-e ʿAbbās [pændæɾ æpːɑs] ( 音声ファイル))は、イラン南部の都市。ホルモズガーン州の州都である。ホルムズ海峡北岸に位置する港町であり、2005年の人口は約35万2千人。「アッバースの港」の意。当初はバンダレ・アッバースィーと言われていたが、略してバンダレ・アッバース、さらにバンダル・アッバースとなり、現在のイランや西欧語ではこの用法が最も多い。日本語での報道などではバンダルアバス、バンダルアッバスと訛る。
歴史
8世紀頃に海上交易路と陸上交易路の交点として、存在していたが、16世紀に一時ポルトガルが支配した。1615年にサファーヴィー朝のシャー・アッバース1世とイングランドが共同して、ポルトガルを追放した。その際に、シャーの名に因み、町の名前がバンダレ・アッバースとなった。 町はイングランドの影響下で繁栄するが、18世紀には衰退している。ただし、港湾都市としての重要性は変わらず、現在でもイランの主要貿易港の一つである。
軍港でもあり、フリゲート「サハンド」を中心とする艦艇群や、ロシア製S-300地対空ミサイルなどが配備されている[1]。
交通
脚注・出典
- ^ 「米と対峙 港町にステルス艦/ホルムズ海峡望むバンダルアバス」『産経新聞』朝刊2019年2月17日(5面)2019年3月15日閲覧。