須藤素
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須藤 素(すどう もと、1883年(明治16年[注 1])5月1日[1]- 1962年(昭和37年)12月16日[2])は、朝鮮総督府官僚。福島県若松(現在の会津若松市)市長。
経歴
[編集]福島県出身。1907年(明治40年)、東京帝国大学法科大学独法科を卒業し、高等文官試験に合格した[1]。統監府属・大蔵属、統監府書記官、朝鮮総督府事務官、総督官房土木課長、参事官、営林庁長などを歴任した[1]。1926年(大正15年)、慶尚北道知事に任命され、1929年(昭和4年)に慶尚南道知事に転じた[1]。
市長退任後は朝鮮無煙炭株式会社監査役を務めた[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 『福島県史 第22巻』274頁では明治15年。
出典
[編集]- ^ a b c d e 人事興信録 1934.
- ^ 『福島県史 第22巻』274頁。
- ^ 人事興信録 1943.
参考文献
[編集]- 人事興信所編『人事興信録 第10版(上)』人事興信所、1934年。
- 人事興信所編『人事興信録 第14版(上)』人事興信所、1943年。
- 『福島県史 第22巻 (各論編 8 人物)』福島県、1972年。