北畑静子
表示
北畑 静子(きたはた しずこ、1923年3月17日 - 1990年7月13日)は、ロシア児童文学の翻訳家。
福島県原町市(現・南相馬市原町区)出身。本名・静。GHQ民事検閲局を経て国立国会図書館司書となり、勤務の傍ら日ソ学院に通いロシア語を学ぶ。雑誌に短編を翻訳して以来、ソ連の児童文学を紹介。1976年プーシキン記念ロシア語大学通信教育学部卒[1]。
著書
- 『燈台の絵 おじいさんおばあさんの暦』教育報道社 1982
- 『夢の共和国』スタジオ・バク 1987
翻訳
- サムイル・マルシャーク『人生のはじめ マルシャーク自伝』村山士郎共訳 G.フイリッポフスキー絵 理論社 1968
- ニコライ・ペチョルスキー『原始林にかける虹』市川禎男絵 大日本図書 1970
- ニコライ・ペチョルスキー『赤い貨車』市川禎男画 大日本図書 1973
- フセヴォロト・オフチンニコフ『アイオイ橋の人影』冨山房 1974
- ウラジミール・キセリョフ『少女と鳥とひこうき』福井研介共訳 D.シチェレンベルク絵 岩波書店 1975
- ヴォスコボイニコフ『赤いノート』中山正美絵 岩崎書店 1976
- サムイル・マルシャーク著 レーベジェフ絵『ねずみのぼうやとこもりうた』理論社 1976
- アレクセイ・パンテレーエフ『うちのマーシャ 児童文学作家の育児日記』川崎エヴァ共訳 冨山房 1979
- アレクセイ・I.パンテレーエフ『うちのマーシャ抄』理論社 1985
- ガリーナ・デムィキナ『ぼく、空をとんだよ!』かみやしん絵 大日本図書 1980
- A.パンテレーエフ『うそつきワロージャ』服部素子共訳 中島保彦絵 大日本図書 1981
- アリベルト=リハーノフ『なぜ、おとなになるの?』偕成社 1982
- サムイル・Ja.マルシャーク『人生のはじめ』村山士郎共訳 理論社 1984
- ニコライ・K.チュコフスキー『ぼくのワーリャ』理論社 1984
- N.ドムバーゼ『母さん心配しないで』理論社 1985
- アナトーリー=ルィバコフ『重い砂 炎の愛に生きた我が母へ』長島七穂共訳 偕成社 1987
- V.テンドリャコーフ作 P.ピンキショヴィチ画『春一番が吹いて』大日本図書 1987
- 『クマの王子 アルメニア(ソビエト)の民話』アンドラニク・エルバンドヴィチ・キリキャン絵 ほるぷ出版 1989
- ヴォスコボイニコフ『母さん、愛ってなに?』童心社 1990
- 『木の上の小さなおうち』ユーリー・ワスネツォフ絵 大日本図書 ロシアのお話とわらべうた 1990
- 『きんいろとさかのおんどり』ユーリー・ワスネツォフ絵 大日本図書 ロシアのお話とわらべうた 1990
- 『ころりんパン』ユーリー・ワスネツォフ絵 大日本図書 ロシアのお話とわらべうた 1990
- 『なきむしうさぎ』ユーリー・ワスネツォフ絵 大日本図書 ロシアのお話とわらべうた 1990
- 『ねこのドラ』ユーリー・ワスネツォフ絵 大日本図書 ロシアのお話とわらべうた 1990