ヤング@ハート (映画)
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ヤング@ハート | |
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Young@Heart | |
監督 | スティーヴン・ウォーカー |
製作 | サリー・ジョージ |
製作総指揮 | ハンナ・ベッカーマン |
撮影 | エドワード・マリッツ |
編集 | クリス・キング |
配給 |
フォックス・サーチライト・ピクチャーズ ピックス(現:エイベックス・ピクチャーズ) |
公開 |
2008年4月9日 2008年10月17日 2008年11月8日 |
上映時間 | 108分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
『ヤング@ハート』(Young@Heart)は、イギリスで制作されたドキュメンタリー映画。2007年7月にロサンゼルス映画祭で先行上映され、2008年に劇場公開された[1]。
概要
アメリカ合衆国マサチューセッツ州のコーラス・グループ、ヤング@ハートを題材としている。練習風景、団員へのインタビュー、メンバーとの死別、コンサートの模様などを収録。当初はイギリスのデジタル・チャンネルのために作られた50分のドキュメンタリーで、その後、劇場公開されることとなった。
日本公開は2008年11月8日。日本語字幕は戸田奈津子が担当した。2010年3月、ヤング@ハートの日本公演を記念して、一部劇場で再上映されている。フランスでは、タイトルを『I Feel Good!』に変更して[1]、2008年12月24日に公開された。
登場人物
- ボブ・シルマン(音楽監督、指揮)(吹替:中田譲治)
- アイリーン・ホール(団員、1983年加入)(吹替:鈴木れい子)
- スタン・ゴールドマン(団員、2004年加入)(吹替:岩田安男)
- ドーラ・B・パーカー(団員、2002年加入)(吹替:真山亜子)
- レニー・フォンティン(団員、1998年加入)(吹替:伊井篤史)
- フレッド・ニトル(団員、1992年加入)(吹替:五王四郎)
- スティーヴ・マーティン(団員、2000年加入)
- ジョー・ベノア(吹替:関口篤)
他
作中で歌われた楽曲
- ステイ・オア・ゴー(ザ・クラッシュ)
- スキッツォフレニア(ソニック・ユース)
- アイ・フィール・グッド(ジェームス・ブラウン)
- アイ・ウォナ・ビー・シデイテッド(ラモーンズ)
- イエス・ウィ・キャン・キャン(アラン・トゥーサン)
- 見つめていたい(ポリス)
- パープル・ヘイズ(ジミ・ヘンドリックス)
- ゴールデン・イヤーズ(デヴィッド・ボウイ)
- フィックス・ユー(コールドプレイ)
- あなただけを(ジェファーソン・エアプレイン)
- ロード・トゥ・ノーホエア(トーキング・ヘッズ)
- ダンシン・イン・ザ・ダーク(ブルース・スプリングスティーン)
- いつまでも若く(ボブ・ディラン)
- ステイン・アライヴ(ビージーズ)
- 愛の哀しみ(プリンス)
- シーズ・ノット・ゼア(ゾンビーズ)
評価
スティーヴン・ホールデンは、2008年4月9日付の『ニューヨーク・タイムズ』において、「音楽を作ることと友情とユーモアのセンスで、老齢にありがちな憂鬱を寄せ付けないでいる、元気な老人達の姿を映し出している」と評している[2]。
ロサンゼルス映画祭、アトランタ映画祭、ワルシャワ映画祭で観客賞を受賞しており、Rose d’OrLight Entertainment Festivalでは金のバラ賞を受賞した[3]。
2008年度の日本公開映画を対象に選出した映画館大賞では、85位に達した[4]。
サウンドトラック
→「ヤング@ハート - オリジナル・サウンドトラック」を参照
DVD
2008年9月16日にDVD化された。日本では2009年5月20日にポニーキャニオンから発売され、初回盤セルDVDは、クイーン「バイシクル・レース」を歌うシーン等の映像特典も含んでいる。