2001 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA

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第31回目となる2001年カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAは、2001年8月1日から12月23日にかけて行われ、アトレチコ-PRが優勝した。得点王はヴァスコ・ダ・ガマロマーリオ(21ゴール)だった。

前回、2000年ブラジルサッカー連盟 (CBF) との対立で、全国リーグはCBF主催を断念し、クラブ主導によるコパ・ジョアン・アヴェランジェを代替のリーグ戦として開催したが、その後の歩み寄りによって再びCBF主催となった。段階を追ってチーム数を減らすことで合意したものの、この年は暫定処置として平年のセリエB(2部)に相当するカテゴリーから、 パラナサンカエターノボタフォゴ-SP(本来は レモが昇格となる予定だったが、レモと第4位のパイサンドゥが昇格を辞退したため繰上がり)の3チームを「昇格」させる形で、28チームで構成することになり、第1フェーズ(予選リーグ)の下位4チームを自動降格、更にセリエ・Bから2チームを昇格させる形で、次の2002年は26チームで開催する形にした。

フォーマット[編集]

  • 第1フェーズ (Primeira Fase) - 28チームが参加し、1回総当たり戦を行う。上位8チームが最終フェーズに進み、下位4チームが降格する。
  • 最終フェーズ (Fase Final) - 第1フェーズから8チームが参加。準々決勝、準決勝、決勝から構成される。

第1フェーズ[編集]

順位 クラブ 試合 勝点 備考
1 サンパウロ州 サンカエターノ 27 18 5 4 48 25 59 最終フェーズ進出
2 パラナ州 アトレチコ-PR 27 15 6 6 58 40 51 最終フェーズ進出
3 リオデジャネイロ州 フルミネンセ 27 14 9 4 44 29 51 最終フェーズ進出
4 ミナスジェライス州 アトレチコ-MG 27 15 4 8 50 34 49 最終フェーズ進出
5 リオグランデ・ド・スル州 グレミオ 27 14 5 8 39 29 47 最終フェーズ進出
6 サンパウロ州 ポンチ・プレッタ 27 13 8 6 53 48 47 最終フェーズ進出
7 サンパウロ州 サンパウロ 27 13 7 7 48 34 46 最終フェーズ進出
8 バイーア州 バイーア 27 13 6 8 43 38 45 最終フェーズ進出
9 リオグランデ・ド・スル州 インテルナシオナル 27 12 4 11 38 40 40
10 ゴイアス州 ゴイアス 27 12 3 12 38 32 39
11 リオデジャネイロ州 ヴァスコ・ダ・ガマ 27 10 9 8 57 36 39
12 サンパウロ州 パルメイラス 27 12 2 13 40 47 38
13 サンパウロ州 ポルトゥゲーザ 27 11 4 12 31 33 37
14 パラナ州 パラナ 27 11 3 13 35 37 36
15 サンパウロ州 サントス 27 9 9 9 37 32 36
16 バイーア州 ヴィトーリア 27 9 9 9 33 37 36
17 パラナ州 コリチーバ 27 9 8 10 31 32 35
18 サンパウロ州 コリンチャンス 27 9 7 11 46 45 34
19 サンパウロ州 グアラニ 27 9 6 12 29 45 33
20 ブラジリア連邦直轄区 ガマ 27 8 9 10 40 34 33
21 ミナスジェライス州 クルゼイロ 27 9 5 13 36 43 32
22 リオグランデ・ド・スル州 ジュベントゥージ 27 6 12 9 29 37 30
23 リオデジャネイロ州 ボタフォゴ-RJ 27 8 5 14 41 51 29
24 リオデジャネイロ州 フラメンゴ 27 8 5 14 25 39 29
25 ペルナンブーコ州 サンタクルス 27 7 6 14 31 50 27 降格
26 ミナスジェライス州 アメリカ-MG 27 6 7 14 32 46 25 降格
27 サンパウロ州 ボタフォゴ-SP 27 6 7 14 23 41 25 降格
28 ペルナンブーコ州 スポルチ 27 5 4 18 24 46 19 降格

最終フェーズ[編集]

準々決勝[編集]

[1]第1フェーズの成績で上回るサンカエターノが準決勝進出。

準決勝[編集]

決勝 (ホーム&アウェー)[編集]

アトレチコ-PRが優勝。

参考文献[編集]