16ビットアプリケーション

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16ビットアプリケーションとは、16ビットCPUプロセッサ)および16ビットのオペレーティングシステムを前提に設計されたアプリケーションプログラムである。

概要[編集]

特にパーソナルコンピュータPC/AT互換機)では、当初は16ビットの808880286 マイクロプロセッサの上で稼働した、以下のオペレーティングシステム(またはオペレーティング環境)用に書かれたソフトウェアを指す場合が多い。

OS/2やWindowsの16ビットアプリケーションは、20ビットまたは24ビットx86セグメント方式によるアドレス表現を使用し、16ビットアドレスのみで可能な範囲 (64KB) を超えて、アドレス可能なメモリ範囲を拡張した。プログラムは命令データに、バイト (64KB) 以上を使用し、64KB単位のセグメントの切り替えには特別の命令を必要としたため、16ビットアプリケーションのプログラミングの複雑性は増加した。

関連項目[編集]

この記事は2008年11月1日以前にFree On-line Dictionary of Computingから取得した項目の資料を元に、GFDL バージョン1.3以降の「RELICENSING」(再ライセンス) 条件に基づいて組み込まれている。