鯨のたれ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索

鯨のたれ(くじらのたれ)は、ツチクジラ(槌鯨)の赤身肉を調味料(これもタレと呼ぶ)に漬込み、天日で干したもの。血抜きをしないツチクジラの肉を使うため、色は黒く味には独特のクセがある。酒肴おかずとして用いられる。千葉県南部安房地方特産品

解説[編集]

ツチクジラ(槌鯨)の赤身肉をまたは醤油ベースの調味料(タレ)に漬け込んだ後、天日で乾燥する。近年は捕鯨基地のある和田漁港での年間捕獲数が6月下旬~8月の間に26頭と制限されていることもあり、土産物珍味として珍重されている。

調理法[編集]

旧来の製法のものは、そのままではかなり硬く、調味料をつけずに軽くあぶってから裂いて食べるのが一般的である。色が黒いために、焼き加減を確認することが比較的難しい。スルメと同様に、マヨネーズがつけられることもある。 近年では、半生状態で出荷することでそのまま食べられるように製造したものもあるが、硬いものほど長期にわたって保存できるわけではない。

関連項目[編集]