高橋正郎
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高橋 正郎(たかはし まさお、1932年1月22日 - )は、日本の経済学者。専門は食品経済学、農業経済学。日本フードシステム学会初代会長、農政審議会委員、国土審議会特別委員・専門委員、経済審議会臨時委員・特別委員などを歴任。BSE問題に関する調査検討委員会(農林水産大臣、厚生労働大臣の私的諮問機関、2001年-2002年)においては委員長として、国のリスクマネジメントの必要性を強く指摘した。
経歴
[編集]- 1932年 中国・大連市生まれ
- 1957年 東京大学農学部農業経済学科卒業
- 1957年 東京大学農学部助手
- 1972年 農林省試験研究機関研究室長
- 1973年 農学博士
- 1984年 日本大学農獣医学部教授
- 2001年 女子栄養大学大学院客員教授
- 2007年 宮城大学食産業学部客員教授
著書
[編集]単著
[編集]- 『日本農業の組織論的研究」農業における「中間組織体」の形成と展開』(東京大学出版会、1973年)
- 『農業の経営と地域マネジメント』(農林統計協会、2002年)
- 『高橋正郎論文集』(農林統計協会、2002年)
- 『日本農業における企業者活動:東畑・金沢理論をふまえた農業経営学の展開』(農林統計出版、2014年)
共著
[編集]編著
[編集]- 『食料経済』(理工学社、1991年)
- 『日本農業の展開構造:1990年世界農林業センサス分析』(農林統計協会、1992年)
- 『わが国のフードシステムと農業』(農林統計協会、1994年)
- 『フードシステム学の世界:食と食料供給のパラダイム』(農林統計協会、1997年)
- 『野菜のフードシステム:加工品需要の増加に伴う構造変動』(農林統計協会、2000年)
共編著
[編集]- (永田恵十郎)『構造再編と農業指導:地域農業と「普及」の取組み』(全国農業改良普及協会、1981年)
- (梶井功)『集団的農用地利用:新しい土地利用秩序をめざして』(筑波書房、1983年)
- (斉藤修)『フードシステム学の理論と体系』(農林統計協会、2002年)
- (武部隆)『地域農業マネジメントの革新と戦略手法』(農林統計協会、2007年)