高山裕二

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高山 裕二(たかやま ゆうじ、1979年- )は、日本の政治学者、明治大学准教授[1]

人物[編集]

2009年早稲田大学大学院政治学研究科博士課程修了、「近代社会の誕生と無関心という病 トクヴィルとフランス自由主義思想の系譜」で政治学博士。2010年早大助教、明治大学政治経済学部准教授。専門は政治学・政治思想史。2012年「トクヴィルの憂鬱」でサントリー学芸賞受賞[2]

著書[編集]

  • 『トクヴィルの憂鬱 フランス・ロマン主義と〈世代〉の誕生』白水社、2012.1
  • 『憲法からよむ政治思想史』有斐閣、2022.9

共編著[編集]

  • 『社会統合と宗教的なもの 十九世紀フランスの経験』宇野重規,伊達聖伸共編著、白水社、2011.7
  • 『共和国か宗教か、それとも 十九世紀フランスの光と闇』宇野重規,伊達聖伸共編著、白水社、2015.12
  • 『よくわかる政治思想』(やわらかアカデミズム・〈わかる〉シリーズ) 野口雅弘,山本圭共編著、ミネルヴァ書房、2021.4
  • 『政治思想と啓蒙 その光と影』和田泰一共編、ナカニシヤ出版、2023.3

翻訳[編集]

  • ジョン・ロールズ著, サミュエル・フリーマン編『ロールズ政治哲学史講義』齋藤純一,佐藤正志, 山岡龍一,谷澤正嗣,小田川大典共訳、岩波書店、2011.9 のち岩波現代文庫
  • レオ・ダムロッシュ『トクヴィルが見たアメリカ 現代デモクラシーの誕生』永井大輔共訳、白水社、2012.12
  • カス・ミュデ, クリストバル・ロビラ・カルトワッセル『ポピュリズム デモクラシーの友と敵』永井大輔共訳、白水社、2018.4
  • キャス・サンスティーン『同調圧力 デモクラシーの社会心理学』永井大輔共訳、白水社、2023.8

論文[編集]

脚注[編集]

  1. ^ 高山 裕二 Takayama Yuji”. KAKEN. 国立情報学研究所. 2024年1月30日閲覧。
  2. ^ 『憲法からよむ政治思想史』

外部リンク[編集]