頑火輝石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
Jump to navigation Jump to search
頑火輝石 enstatite
頑火輝石
頑火輝石
分類 ケイ酸塩鉱物
シュツルンツ分類 9.DA.05
Dana Classification 65.1.2.1
化学式 Mg2Si2O6
結晶系 斜方晶系
へき開 二方向に完全
モース硬度 5.5
光沢 ガラス光沢
黄緑色褐色
条痕 淡灰褐色
比重 3.2
文献 [1][2][3]
プロジェクト:鉱物Portal:地球科学
テンプレートを表示

頑火輝石(がんかきせき、enstatiteエンスタタイト)は、ケイ酸塩鉱物の一種。マグネシウムに富む斜方輝石

性質・特徴[編集]

化学組成は Mg2Si2O6 で、Mg が Fe2+ に置換した斜方輝石が鉄珪輝石(てつけいきせき、ferrosiliteフェロシライト)。頑火輝石(En)と鉄珪輝石(Fs)とは連続固溶体をつくるため、En50Fs50 を境にする。かつては2種間を古銅輝石(こどうきせき、bronzite) - 紫蘇輝石(しそきせき、hypersthene) - 鉄紫蘇輝石(てつしそきせき、ferrohypersthene) - ユーライトeulite)に分けていたが、現在では使われない。

また、同じ化学組成で単斜晶系のものは、単斜頑火輝石という。

産出地[編集]

火成岩変成岩を構成する造岩鉱物の一つ。

用途・加工法[編集]

岩手県川井村道又では、放射状の結晶集合が産し、観賞用に採掘された。

脚注[編集]

[ヘルプ]
  1. ^ 「おもな鉱物」『理科年表 平成20年』 国立天文台編、丸善2007年、645頁。ISBN 978-4-621-07902-7
  2. ^ Enstatite, MinDat.org, http://www.mindat.org/show.php?id=1384 2012年6月16日閲覧。  (英語)
  3. ^ Enstatite, WebMineral.com, http://webmineral.com/data/Enstatite.shtml 2012年6月16日閲覧。  (英語)

参考文献[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]