開東閣
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開東閣(かいとうかく)は、東京都港区高輪にある洋風建築であり、旧岩崎家高輪別邸である。
概要[編集]
ジョサイア・コンドルの設計で1908年(明治41年)に完成した。11,200坪の広大な敷地面積を有する。
三菱財閥の第4代総帥、岩崎小弥太が晩年、療養生活を送り、1945年12月2日に当地で亡くなった[1]。
一般公開はされておらず、現在は三菱グループの倶楽部として使われている。周囲は鬱蒼とした森となっており、外部からは建物は見えない。
所在地・交通[編集]
東京都港区高輪4丁目25番33号
脚注[編集]
- ^ 三菱の総帥、死去(昭和20年12月5日朝日新聞)『昭和ニュース辞典第8巻 昭和17年/昭和20年』p8 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
関連項目[編集]
- 旧岩崎邸庭園 - 台東区池之端に所在する都立公園。かつての岩崎家茅町本邸で、有料で入場できる
- 殿ヶ谷戸庭園 - 旧岩崎家別邸
- 清澄庭園 - 岩崎家深川別邸跡
- 六義園 - 岩崎家駒込別邸跡
- 国際文化会館 - 岩崎家鳥居坂別邸跡
- 綱町三井倶楽部 - 三井グループの倶楽部
- 静嘉堂文庫
- 伊藤博文 - 岩崎家の前の所有者。
外部リンク[編集]
- 開東閣公式サイト 関係者のみ専用
座標: 北緯35度37分26.5秒 東経139度44分11.3秒 / 北緯35.624028度 東経139.736472度