酒井充子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

酒井 充子(さかい あつこ、1969年 - )は、日本ドキュメンタリー映画監督

山口県周南市出身[1]周南市立熊毛中学校山口県立徳山高等学校を経て[2]慶應義塾大学法学部政治学科を卒業。エンジニアリング会社営業職として3年間勤務した後[3]北海道新聞社記者を経て、2000年からドキュメンタリー映画、劇映画の制作、宣伝に関わる一方で台湾取材を開始する[1]小林茂監督のドキュメンタリー映画『わたしの季節』(2004年)に取材スタッフとして参加し[1]、台湾の日本語世代に取材した初監督作品『台湾人生』(2009年)でドキュメンタリー映画監督デビューした。

台湾の人々を映した『台湾人生』『台湾アイデンティティー』『台湾萬歳』は「台湾三部作」と呼ばれる。

徳山高校時代は、学業のみならず、県内屈指の強豪 女子ハンドボール部でも活躍。未経験ながら入部したのは「超体育会な練習に魅了されたから」とのこと。日々厳しい練習を積み重ね3年時にはレギュラーとして県大会ベスト4に貢献。「徳山高校 女子ハンドボール部で日々厳しい鍛錬をやり抜いたことが、ドキュメンタリー製作でも頑張れる私の原点になっている」と 本人も語っている。

著書[編集]

  • 台湾人生 文藝春秋 2010/4/12 のち、光文社知恵の森文庫

監督映画[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c 『台湾アイデンティティー』監督紹介
  2. ^ 酒井”. 2022年2月5日閲覧。
  3. ^ あいち国際女性映画祭 :: 『台湾人生』酒井充子監督(日本)”. www.aiwff.com. 2022年2月5日閲覧。