道塚駅

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道塚駅
みちづか
Michizuka
矢口渡 (0.8 km)
(0.8 km) 蒲田
所在地 東京府荏原郡矢口町
東京府東京市蒲田区
東京都蒲田区(現・大田区
北緯35度33分39秒 東経139度42分31秒 / 北緯35.56083度 東経139.70861度 / 35.56083; 139.70861 (道塚駅)
所属事業者 東京急行電鉄
所属路線 目蒲線
キロ程 11.6 km(目黒起点)
駅構造 地上駅
ホーム 相対式ホーム2面2線
開業年月日 1925年大正14年)10月12日
廃止年月日 1946年昭和21年)5月31日
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道塚駅(みちづかえき)は、かつて存在した東京急行電鉄(東急)目蒲線(現、東急多摩川線)の鉄道駅である。廃止時点では東京都蒲田区(現・大田区)にあった。

歴史[編集]

1923年大正12年)11月1日に丸子駅(現、沼部駅 )- 蒲田駅間が全通した2年後、矢口駅(現、矢口渡駅) - 蒲田駅間に本門寺道駅として開業した。1936年昭和11年)に本門寺道駅から道塚駅に改称した。

その後、第二次世界大戦中の1945年(昭和20年)4月の空襲で蒲田周辺が焦土地帯になり、蒲田駅も壊滅してしまった。そして、従来蒲田駅は池上線と目蒲線で駅が別の場所にあったが、池上線の駅に乗り入れる新線を建設することで運行を再開した。それにより、道塚駅を含む旧線は廃止された[1]

駅構造[編集]

相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、池上本門寺の参道に接して上り線の東側に駅舎があった[1]

跡地[編集]

矢口渡駅寄りのカーブする所から数百メートルは旧線に沿った細い道路がある。

隣の駅[編集]

東京急行電鉄
目蒲線
矢口渡駅 - 道塚駅 - 蒲田駅

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 東急の駅、p.104。
  2. ^ 『東京急行電鉄50年史』東京急行電鉄、1973年、1179頁
  3. ^ 日本鉄道旅行地図帳』関東2、41頁
  4. ^ 『東京横浜電鉄沿革史』(国立国会図書館デジタルコレクション)
  5. ^ 「地方鉄道駅設置」『官報』1926年7月14日(国立国会図書館デジタルコレクション)

参考文献[編集]

  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング〈JTBキャンブックス〉、2008年8月。ISBN 978-4-533-07166-9 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]