辺野古テレビ中継局

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辺野古テレビ中継局(へのこテレビちゅうけいきょく)は沖縄県名護市東部(久志地区)の字辺野古にあるテレビの中継局。

概要[編集]

辺野古漁港近くに設置しており、辺野古と隣接する豊原の一部が放送エリアとなっており、沖縄工業高等専門学校米軍基地キャンプ・シュワブの一部も含まれている。1980年代に設置された(琉球朝日放送は他の中継局より遅く2000年に設置された)。

沖縄本島東海岸(太平洋側)では最北のテレビ中継局である(それから北は豊見城市の親局から直接受信または今帰仁村今帰仁テレビ・FM中継局から共同アンテナ経由での受信となる。ラジオ中継局は国頭村安田の国頭ラジオ中継局が沖縄本島最北となる)。

中継局概要[編集]

地上デジタルテレビジョン放送送信設備[編集]

ID 放送局名 物理
チャンネル
空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面 開局日
1 NHK
沖縄総合
37 10mW 59mW 沖縄県 約400世帯 水平偏波 2010年
8月31日
2 NHK
沖縄教育
35 全国
3 RBC
琉球放送
39 沖縄県
5 QAB
琉球朝日放送
43
8 OTV
沖縄テレビ放送
41

地上アナログテレビジョン放送送信設備[編集]

チャンネル 放送局名 空中線
電力
ERP 放送対象地域 放送区域
内世帯数
偏波面 開局日
53 QAB
琉球朝日放送
映像100mW
/音声25mW
映像650mW
/音声160mW
沖縄県 約360世帯 水平偏波 2000年
4月5日[1]
56 NHK
沖縄総合
1983年
10月21日
[2][3][4]
58 OTV
沖縄テレビ放送
60 RBC
琉球放送
62 NHK
沖縄教育
全国

脚注[編集]

  1. ^ 琉球朝日放送10年史編纂委員会『琉球朝日放送10年史』琉球朝日放送、2008年、32頁。 
  2. ^ 沖縄テレビ放送総合企画室『沖縄テレビ30年史』沖縄テレビ放送、1989年、167頁。 
  3. ^ 琉球放送株式会社50年史編纂委員会『琉球放送50年史』琉球放送、2005年、年表1983年頁。 
  4. ^ 日本放送協会放送文化調査研究所放送情報調査部『NHK年鑑'84』日本放送出版協会、1984年、442頁。 

関連項目[編集]