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許南薫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

許 南薫(ホ・ナムン、朝鮮語: 허남훈/許南薰1937年1月27日 - 2006年2月10日)は、大韓民国公務員弁護士[1]政治家。第4代工業振興庁長、第32代商工部次官、第2代環境処長官、第15代韓国国会議員を歴任した[2]

本貫金海許氏[2]

経歴

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日本統治時代の京畿道振威郡(現・平沢市)出身。景福高等学校朝鮮語版ソウル大学校法科大学、同校司法大学院修了。高等試験行政司法文科合格。財務部事務官、商工部総務課長・監査官・繊維工業局長・流通輸入局長・動力開発局長、動力資源部電気局長・企画管理室長・資源政策室長、大統領秘書室経済秘書官、工業振興庁長、商工部次官、大田エキスポ組織委員会事務総長、環境処長官、国会議員自民連政策委員会議長、韓国ガス公社理事長などを務めた[2][1]。特に1990年9月19日、盧泰愚大統領により環境処長官に任命されたが[3]、1991年3月ごろに発生した亀尾市にある斗山電子による洛東江へのフェノール流出で、大邱地域の上水源が汚染された事件の責任を問われ、次官と共に更迭された[4][5]

2006年2月10日、持病により死去。享年70[6]

脚注

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  1. ^ a b 제15대 국회의원선거 경기 평택시을 국회의원 허남훈 선전벽보” (朝鮮語). terms.naver.com. 2024年10月11日閲覧。
  2. ^ a b c 대한민국헌정회”. www.rokps.or.kr. 2024年10月11日閲覧。
  3. ^ 3부장관 전격 경질/농림수산 조경식,건설 이상희,환경처 허남훈” (朝鮮語). 한국일보 (1990年9月20日). 2024年10月12日閲覧。
  4. ^ 환경처 장관 · 차관 문책경질” (朝鮮語). KBS 뉴스 (1991年4月25日). 2024年10月12日閲覧。
  5. ^ 강찬수 (2021年3月13日). “3시간만에 금붕어 죽어 발칵···낙동강 페놀 오염사고 30년” (朝鮮語). 중앙일보. 2024年10月12日閲覧。
  6. ^ 허남훈 전 환경처장관 별세” (朝鮮語). www.lawtimes.co.kr (2006年2月11日). 2024年10月12日閲覧。