経賢

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

経賢(けいけん、生没年不詳)は、南北朝時代歌人。武家の二階堂氏。父は僧で歌人の頓阿。子に僧で歌人の尭尋がいる。

1364年の『新拾遺和歌集』の撰定では父頓阿を補助をつとめている。また、年中行事歌合、新玉津島社歌合などの歌合にたびたび参加している。父の没後は仁和寺にあった山荘葵花園(さいけえん)と常光院を継承し、その後法印大僧都に任じられた。

新続古今和歌集』以下の勅撰和歌集和歌が入集している。