等級

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等級(とうきゅう、: grade

狭義の等級[編集]

等級という言葉で規定されるものとして以下の例がある。

  • 段階、区分け、ランキング等の事。通常、一級から十級などの十段階以内で設定されるほか、特級、上級、中級、初級等の緩やかな段階がある。
  • 天体の明るさの基準。等級 (天文)を参照のこと。
  • 農産物などの品質、障害の程度、能力検定の水準を表すのに用いられる。
  • 灯台のレンズの大きさ(焦点距離)。第1等灯台を参照。
  • 鉄道輸送において、支払う料金によって得られる車両の程度やサービスの段階のこと。等級 (鉄道車両)を参照。
  • 帆走軍艦を備砲数で分ける分類。イギリス海軍の等級制度を参照。

広義の等級[編集]

等級という概念で規定されてはいないが、広く等級としての性格を有するものに以下の例がある。階級ランクという場合もある。

  • 役職上の地位や序列を一般に職位という。公務員とりわけ官吏については職階、官等という場合もある。
  • 日本で功績のある人物や在官者に与えられた位を位階という。勲章の等級のことを勲等という。但し、金鵄勲章においては功級という。

 歴史上、官職の等級は位階によって分けられており、これらを総称して官位といい、除目という人事手続きにより、叙位任官を行った。

  • 日本の神々の地位の等級を神階という。下って、現代の神職の等級を階位という。
  • 仏教上における僧侶の地位の等級を僧位僧綱という。キリスト教にも聖職位階があり、聖職者を叙すことを叙階といった。
  • 人間の政治的経済的社会的階層、または格闘技の重量を階級という。警察官消防吏員など公務員の場合は階級 (公務員)を見よ。
  • 貴族や国家功労者に与えられる与えられる等級別の称号を爵位という。大公公爵男爵準男爵ナイト爵などの序列がる。
  • 武道芸道盤上遊戯その他の遊戯などの修行年数や能力、実績及び所定の審査結果により授与・免許される能力の位を段位及び級位という。段と級を合わせた技能認定制度を一般に段級位制という。職業上の能力評価制度にキャリア段位がある。
  • 武道、芸道のうち、古武道に属するもの、または茶道、華道などでは段級位制によらず、初伝、中伝~皆伝、奥伝、極伝までの伝位を免許する分野もある。ただし等級とその名称は流派によって異なる。
  • 学校教育で教育課程により授与される称号を学位という。厳密には学位は等級ではないが、歴史上、或いは国によっては等級的要素を帯びる場合もある。

関連項目[編集]