竜と狼

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"竜と狼 The Dragon and the Wolf”
ゲーム・オブ・スローンズ』のエピソード
Game of Thrones 2011 logo.svg
話数 シーズン7
第7話
監督 ジェレミー・ポデスワ英語版
脚本 デイヴィッド・ベニオフ
& D・B・ワイス
音楽 ラミン・ジャヴァディ
撮影監督 Gregory Middleton
編集 Crispin Green
初放送日 2017年8月27日 (2017-08-27)
時間 80分
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壁の向こう
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竜と狼』は、HBOで放送されたファンタジー・ドラマ・シリーズである『ゲーム・オブ・スローンズ』のシーズン7(第7章、副題『氷と炎の歌』)の、シーズン最終の第7話である。ショーランナーであるデイヴィッド・ベニオフ & D・B・ワイスの二人によって脚本が書かれ、ジェレミー・ポデスワ英語版が監督した。


デナーリスジョンらはキングズランディングサーセイと会う。〈亡者〉を見せ、休戦協定を結ぶ。サーセイは協力を約束するが、後に嘘であることが分かり、失望したジェイミーは一人北へ向かう。シオンは姉を救出するため旅立つ。ウィンターフェルでは、ピーター・ベイリッシュサンサによって殺人と反逆の罪で有罪とされ、アリアによって処刑される。ウィンターフェルに来たサムに、ブランはジョンの真の血筋を語る。ホワイト・ウォーカーの軍がイーストウォッチに到着し、〈夜の王〉がドラゴンを操って〈壁〉を破壊する。

あらすじ[編集]

キングズランディングにて[編集]

〈穢れなき軍団〉とドスラク軍がキングズランディングに到着する。竜舎の廃墟において、デナーリス側とサーセイ側の協議が行われる。ドロゴンに乗ってデナーリスは遅れて到着する。ジョン・スノウ(キット・ハリントン)はホワイト・ウォーカーと〈亡者〉の危険を訴え、ハウンド(ロリー・マッキャン)が〈亡者〉をサーセイに見せる。ジョンは炎とドラゴングラスが〈亡者〉を倒せることを示す。ユーロン(ピルウ・アスベック英語版)は脅え、艦隊と共に鉄諸島に逃げ帰る。サーセイ(レナ・ヘディ)は北部の中立を条件に休戦に合意する。だが既にデナーリス(エミリア・クラーク)に忠誠を誓ったジョンは拒否し、協議は決裂する。ティリオン(ピーター・ディンクレイジ)は単身サーセイと会って説得し、サーセイは休戦し自軍をホワイト・ウォーカーの軍に向かわせると約束する。

デナーリスの一行が去った後、ジェイミー(ニコライ・コスター=ワルドー)はラニスター軍を北部に送る準備を始める。サーセイはこれを止め、休戦の約束とユーロンの帰国は嘘であり、ユーロンはエッソスに〈黄金兵団〉を迎えに行く途中であると明かす。失望したジェイミーはキングズランディングを去る。キングズランディングに雪が降り始める。

ドラゴンストーンにて[編集]

デナーリス(エミリア・クラーク)とジョン・スノウ(キット・ハリントン)らはドラゴンストーンに戻り、軍議を行う。ジョンの示唆に従い、北部の支持を得るためにデナーリスとジョンは同じ船でホワイトハーバーに向かうことにする。

シオンはジョンに会い、ジョンが常に正しい行動をすることをうらやんでいたと明かす。ジョンは自分も多くの過ちを犯したと語り、シオンを許す。勇気づけられたシオンは鉄諸島人の仲間に会い、反対者を殴り倒し、ヤーラを救出に向かうよう説得する。

ウィンターフェルにて[編集]

ピーター・ベイリッシュ(リトルフィンガー) (エイダン・ギレン)はサンサ(ソフィー・ターナー)に語りかけ、アリア(メイジー・ウィリアムズ)がサンサを殺し、ウィンターフェルの女領主になるつもりだと示唆する。サンサは谷間の兵で固めた大広間にアリアを呼び出す。だがサンサは一転してリトルフィンガーを断罪する。サンサはブラン(アイザック・ヘンプステッド=ライト)の助けを借りて、ブランの暗殺未遂によりスターク家ラニスター家の不和を招いたこと、ネッドに対する裏切り、ライサ殺し、自分をボルトン家に売り渡したこと、アリアとの間の不和を画策したことなどの罪を列挙する。リトルフィンガーはひざまずいて許しを請うが、サンサの命でアリアが喉を掻き切る。後に姉妹は、冬を乗り切るために家族は団結しなければならないと語り合う。

サム(ジョン・ブラッドリー)はウィンターフェルに着き、ブランに再会する。ブランは、ジョンがレイガー・ターガリエンリアナ・スタークの間に生まれた落とし子であることを明かす。サムは、レイガーが婚姻を無効としていた記録のことを思い出す。ブランは過去に戻り、二人の結婚式を幻視する。ジョンは落とし子ではなく、ターガリエン家の世継ぎのエイゴン・ターガリエン王子であることが分かる。

狭い海の上で[編集]

北へ向かう船の中で、デナーリス(エミリア・クラーク)とジョン・スノウ(キット・ハリントン)は愛を交わす。部屋の外ではティリオン(ピーター・ディンクレイジ)が見守る。

イーストウォッチにて[編集]

トアマンド(クリストファー・ヒヴュ英語版)とベリック・ドンダリオン(リチャード・ドーマー英語版)は〈亡者〉の軍が〈壁〉に近づくのを見る。〈夜の王〉が蘇生させたヴィセーリオンに乗り、炎で〈壁〉を破壊する。トアマンドとドンダリオンは逃げるが、〈亡者〉の軍は〈壁〉の残骸を越えて南へと進軍する。

製作[編集]

脚本[編集]

原作者との話し合いにより、未刊の原作に基づいて脚本が書かれた。ショーランナーの二人が脚本を書いた。

キャスティング[編集]

ピーター・ベイリッシュ(リトルフィンガー)役のエイダン・ギレンは最後の出演となった。

評価[編集]

視聴人数[編集]

本エピソードはアメリカ合衆国での初回放送で1207万人に視聴され、この時点でシリーズ史上最高の記録となった[1][2]。また18-49才の年齢層で5.7%のシリーズ史上最高視聴率となり、同夜に最も視聴されたケーブルTV番組となった[1]

受賞[編集]

当エピソードに対し、第70回プライムタイム・エミー賞助演男優賞ドラマシリーズ部門をピーター・ディンクレイジが受賞し、クリエイティブアーツ部門では作曲賞とProsthetic Makeup賞を受賞した。

参照[編集]

  1. ^ a b Porter, Rick (2017年8月29日). “Sunday cable ratings: VMAs hit all-time low opposite ‘Game of Thrones’ finale”. TV by the Numbers. 2017年8月29日閲覧。
  2. ^ Porter, Rick (2017年8月22日). “Sunday cable ratings: ‘Survivor’s Remorse’ premiere steady, ‘Game of Thrones’ down a little”. TV by the Numbers. 2017年8月22日閲覧。

外部リンク[編集]