石榑峠

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石榑峠
Ryugatake and Ishiguretoge 2009-12-4.jpg
南側から望む石榑峠と竜ヶ岳
標高 690 m
所在地 日本の旗 日本
三重県いなべ市滋賀県東近江市
位置 北緯35度06分29秒 東経136度26分28秒 / 北緯35.10806度 東経136.44111度 / 35.10806; 136.44111座標: 北緯35度06分29秒 東経136度26分28秒 / 北緯35.10806度 東経136.44111度 / 35.10806; 136.44111
山系 鈴鹿山脈
通過する交通路 国道421号
石榑峠道路石榑トンネル
登山道(鈴鹿山脈縦走路)
石榑峠の位置
Project.svg プロジェクト 地形
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狭隘区間入り口(三重県側)のコンクリートブロック

石榑峠(いしぐれとうげ)は、鈴鹿山脈三重県いなべ市滋賀県東近江市との境にある国道421号が通る。標高は690m。

概要[編集]

峠の前後2kmほどの区間は簡易舗装がなされているものの非常に狭隘な急坂で、2t以上の車は通行止めとなっている。また車幅が2mを超える車も通行できない。狭隘区間の入り口には車幅を制限するためのコンクリートブロックによるゲートがある[1]。冬期は通行止め。また、2008年平成20年)9月2日の豪雨により、峠を含む区間は通行止めとなっており、復旧工事も行われないことから新道開通により正式に廃道になるものと考えられる。鈴鹿山脈の主稜線上にあり、北側の竜ヶ岳から南側の釈迦ヶ岳へと延びる登山道がこの鞍部を通っている。

峠近くの南側にはNTTの無線中継所があったが、撤去された。

石榑峠道路[編集]

この峠道を石榑トンネルでバイパスする道路で、2003年(平成15年)に事業化。2006年(平成18年)5月27日に着工し[2]2009年(平成21年)1月30日にトンネルの貫通式が行われた[3]2011年(平成23年)3月26日供用開始[4]。このトンネルにより、所要時間が約30分短縮され、冬期閉鎖や重量車規制が解消された[4]

  • 延長 : 4.5km (うちトンネルは4157m)
  • 道路構造令 : 第3種第3級
  • 設計速度 : 50km/h

鉄道計画[編集]

石榑峠は名古屋急行電鉄がトンネルを建設する計画があった。また新幹線の計画の前身であった弾丸列車もこの石榑峠を通る予定であったが、結局新幹線は米原を通るルートとなった。

脚注[編集]

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  1. ^ 佐藤健太郎 「国道の名所を行く/消えゆく国道名所」『ふしぎな国道』 講談社〈講談社現代新書〉、2014年、51-54頁。ISBN 978-4-06-288282-8
  2. ^ “通行時間が大幅短縮 石榑峠道路起工式 東近江-三重 連携強め活性化”. 京都新聞 (京都新聞社): p. 滋賀版[要ページ番号]. (2005年5月28日) 
  3. ^ “石榑峠トンネル貫通 東近江と三重、結びつき強化”. 京都新聞 (京都新聞社): p. 1. (2009年1月31日) 
  4. ^ a b “石榑峠道路が開通 国道421号 中部圏と交流期待 三重・いなべと東近江を結ぶ”. 中日新聞 (中日新聞社): p. 22. (2011年3月27日) 

関連項目[編集]

外部リンク[編集]