益田池

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益田池(ますだいけ)とは、奈良県橿原市に存在したため池で、現在は消滅している。橿原ニュータウンはその跡地に建設された[1]

概要[編集]

平安時代初期、弘仁13年(822年)に[1]高取川に堤防を築いて水の流れをせき止めて作られた巨大な灌漑用の貯水池。堤防は現在の鳥屋橋北から鳥坂神社まで長さ約200メートル、幅30メートル、高さは8メートルあり[2]、満水時の貯水量は140万トンから180万トンと推測されている。

益田池の堤[編集]

現在でも堤防の一部が益田池児童公園内に残っている[2]橿原考古学研究所附属博物館には、1961年(昭和36年)の川底改修の際に2か所で出土した木製の樋が保存展示されており[2]、「益田池の堤 附樋管」として奈良県の指定文化財として史跡に指定されている。

脚注[編集]

  1. ^ a b 『奈良県の歴史散歩 下 奈良南部』 奈良県高等学校教科等研究会歴史部会、山川出版社〈歴史散歩 29〉、2007年、12頁。ISBN 978-4-634-24829-8
  2. ^ a b c 益田池の堤(橿原市公式サイト)

関連項目[編集]