皇帝のものは皇帝に

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ティベリウス皇帝の肖像が刻印されたデナリオン銀貨
皇帝の硬貨(Domingos Sequeira画)

皇帝のものは皇帝に」(こうていのものはこうていに、新共同訳聖書訳、欽定訳聖書訳:英語: Render unto Caesar)あるいは「カエサルのものはカエサルに」(新改訳聖書訳2017)[1]とは、新約聖書の三共観福音書に共通に書かれているイエス・キリストの逸話のひとつ。

概要[編集]

「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」(新共同訳聖書)あるいは「カエサルのものはカエサルに、神のものは神に返しなさい」(新改訳聖書)とは新約聖書の三共観福音書(「マタイによる福音書」、「マルコによる福音書」、「ルカによる福音書」)に共通に書かれているイエスに関する言動を描いた逸話のひとつである。「マタイによる福音書」(22章15節から22節まで)によれば、

イエスを敵視するファリサイ派の人々が手下たちを派遣して、イエスの言葉じりを捉えて彼を陥れようとして「皇帝に税金を納めることは、律法にかなっていることでしょうか。」と尋ねさせた。イエスは「税金に納めるお金を持ってきなさい。」といって、持ってきたデナリオン銀貨にローマ皇帝の肖像が刻印されているのを見せて、「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい。」と教えた。(概略)

この逸話は一般に、日常の社会生活と信仰の問題をイエスが明らかにしたものと解釈されているが、様々な解釈や意見がある[2][3]

絵画[編集]

この逸話を画題にした様々な絵画も描かれている。

脚注[編集]

  1. ^ 2017以前の訳では「カイザル」表記もある。どのように変わる?改定内容の一例”. いのちのことば社. 2017年10月23日閲覧。
  2. ^ カイザルのものはカイザルに: キリスト教用語辞典”. 2017年10月23日閲覧。
  3. ^ 『神のものは神に』 マタイ22:15~22”. 守谷聖書教会. 2017年10月23日閲覧。

参照項目[編集]