猫と私の金曜日

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猫と私の金曜日
ジャンル 少女漫画恋愛漫画
漫画
作者 種村有菜
出版社 集英社
掲載誌 マーガレット
レーベル マーガレットコミックス
発表号 2013年5号[1] - 2015年24号[2][3]
発表期間 2013年2月5日 - 2015年11月20日
巻数 全11巻
話数 65話
テンプレート - ノート
プロジェクト 漫画
ポータル 漫画

猫と私の金曜日』(ねことわたしのきんようび)は、種村有菜による日本漫画作品。『マーガレット』(集英社)にて2013年5号[1]から2015年24号[2][3]まで連載された。単行本はマーガレットコミックスより全11巻。

りぼん』(同)との専属契約が終了し、『マーガレット』に移籍してから2作目の連載作品である。

あらすじ[編集]

高校1年生の立花愛は、1学年上で学校一のイケメンで人気者の芹沢未亜のことが好きだった。図書委員をしている愛は、毎週金曜日に芹沢が本を借りに来るのを楽しみにしている。

金曜日の放課後に小学5年生のいとこの猫太の家庭教師をすることになった愛は、期待させるような態度を見せる芹沢に告白しようと書いた手紙を猫太に隠され、今までやり取りしたメールや芹沢のメールアドレスも削除されてしまう。理由を尋ねると、「愛ちゃんのことが好きだから」と告白される。その後、大好きな芹沢からもまさかの告白をされ、両想いになった愛だったが、猫太に「諦めない」と宣言される。そしてその後も猫太の猛アピールは続き、次第に愛はそれに心奪われ…ついに晴れて付き合うことになる二人。

しかし、さまざまな困難や障害があって…!?

登場人物[編集]

※担当声優はドラマCD版のもの。

立花 愛(たちばな あい)
声 - 中島愛[4]
高校1年生→2年生。好きなものは、可愛いものとチョコレート。成績は10段階評価でオール5。小学4年生の妹・恋(れん / 声 - 麻倉もも)がいる。
図書委員を務めており、憧れの芹沢が本を借りに来る毎週金曜日を楽しみにしているが、一方で金曜日の放課後は、従弟の猫太の家庭教師のアルバイトをすることになる。猫太から告白され、芹沢への恋心との狭間で揺れ動くが、芹沢と両想いになり付き合い始めた後も、猫太に振り回される。
芹沢が週刊誌にスクープされた際は、彼がマンションまで愛を迎えに来た上での登校中だったため、一緒に写真に写ってしまい、後日記者の質問攻めに遭う。後日、芹沢の母の計らいで芹沢と2人で箱根の旅館に行くが、それを知った猫太が夜になって乱入した。
親戚の子供たちの中では愛より年長なのがミケだけだったためか、彼の影響を強く受けている。初恋は大人たちの言うようにミケだったと思われるが、ドイツ留学前に泣いた愛に対しミケがチョコを渡したことから、愛は振られたと思っている。
猫太からアメリカ行きを知らされてから、本当の気持ちである「行かないで」とは言えずにいたため精神的に参ってしまい、失声症に陥ってしまう。
本条 猫太(ほんじょう ねこた)
声 - 梶裕貴[4]
愛の従弟。小学5年生→6年生。愛と同じマンションの42階に住んでいる(立花家は8階)。好きなものはカレーとモンハン
1年前に熱で倒れた自分を抱えて全力疾走で病院まで連れて行ってくれた愛に恋をする。徐々に愛に近づいていこうと画策していたが、愛に好きな人がいることを知り、愛に家庭教師になってもらえるよう図った。見た目は天使のようだが、愛と2人でいる時は愛を振り向かせようと強気な態度で接する。意外とやきもち焼き。
当初は愛が芹沢と付き合っていたため、彼への態度が喧嘩腰だったが、愛が芹沢と別れて猫太を選んだ後で和解する。クリスマス前から愛と付き合い始めるが、ミケ帰国後に愛との関係が愛の母にばれてしまう。
実は小学校卒業後に海外で仕事をすることになった父のため、家族でアメリカへ行くことが決まっており、その交換条件に愛を家庭教師に指名した。
芹沢 未亜(せりざわ みあ)
声 - 興津和幸
愛が憧れている、学校で一番人気の、男女を問わず誰からも好かれる先輩。高校2年生→3年生。母親は女優のセリーヌ蘭。女の子に泣かれるのが苦手。
外では母を「母」と呼べない家庭に育ったため、何から何まで普通の愛に憧れており、愛に会うために本を借りに図書室に通っていた。その後、愛と付き合うことになるが、作中でその存在が週刊誌にバレてしまい、マスコミがマンション前で張り込みを始めたため、しばらく家から出られなくなったことがある。
しばらくは猫太との間で愛の奪い合いをするが、愛が猫太との間で揺れていることを察し、芸能界デビューを理由にあえて自分から別れを切り出す。それでも愛を諦めきれていない様子だが、結果的に彼に背中を押された形になった猫太とは和解し、相談に乗ってもらっていたモス子に協力してもらいカップルを偽装する。しかし、その後モス子に泣かれてしまい、愛に諭されてモス子に興味を示す。なお、完全に別れた後も愛とは友人関係であるが、それは「愛がもう自分のことを友人以上の存在として見ていない」という安心感から。
モス子(モスこ)
声 - 種田梨沙
愛の親友。本名は瀬戸内美鳥(せとうち みどり)[5]。愛と比べてちょっと太めでぽわぽわした女の子。実はお嬢様育ちで、小学生時代は現在よりもぽっちゃりした体型だったためか男子にからかわれており、それが原因で男の子が苦手になっていた(愛が常にナイト役をやっていた)。前述の通り未亜から頼まれて偽装カップルを演じたが、その後は彼女自身が未亜を好きになってしまい、未亜を戸惑わせている。
モスバーガーをこよなく愛するため、現在のあだ名が付いた(「またモスだね、あの子」が縮んでモス子らしい)。単行本第2巻の巻末によると、男性読者の人気が一番高いという。
セリーヌ蘭(らん)
女優。未亜の母親で本名・芹沢蘭子。15歳で出産、結婚せずに17歳でデビューし、10kg痩せて女優として成功を収めた。
作中で隠し子である未亜の存在が週刊誌にスクープされてしまう。
杉本 三神(すぎもと みかみ)
声 - 櫻井孝宏(少年時代 - 潘めぐみ
愛の従兄弟の一人。唯一愛より年長(1つ年上)で、親戚の子供たち[6]の「お兄ちゃん」。愛称は「ミケ」。やや病気がちで柔らかな雰囲気を持ち、チョコレートや読書など愛の好きなものに影響を与えた。そのため、大人たちの中では「愛の初恋相手はミケ」ということで一致している。特技はピアノで、作中時間で3年前にドイツに留学してしまったが、第29話で帰国し、しばらく猫太の家で暮らすことと愛の通う高校に編入することを、猫太の家庭教師に来た愛に告げた。
帰国直後から愛と遭遇しているが、3年前とはほぼ正反対の軽薄な性格へ変貌しており(そのため、再会当初の愛は彼がミケであるとはわからなかった)、同じクラスに編入したのをいいことに愛の周囲に探りを入れ、隙を見ては愛を口説こうとする。留学時はピアニストを目指していたが、3年の間に夢を諦めるような出来事があった模様。実は心臓に難病を抱えており、それが原因でピアノを1度辞めている。帰国したのはその難病を手術できる医師が日本に来ていて、愛の誕生日である12月2日にその手術を受けるためだった。また、猫太は部屋で机に向かいピアノを弾くような仕草をしては悔しさに苛まれる彼の姿を目撃しているため、ピアニストへの障害がその難病である可能性が高い。
舞堂 奏(まいどう かなで)
声 - 河西健吾
猫太のクラスメイトで男子生徒。両ほほに動物のヒゲのようなものがある。関西弁でしゃべる。実は『31☆アイドリーム』に登場する舞堂響の弟の一人。両親を事故で失い、それぞれ違う親戚に預けられて兄弟がバラバラになった過去がある。
預けられた親戚が関西在住だったため関西弁が移ってしまい、東京に戻ってきた時に関西弁をからかわれたが猫太に救われ、それ以来彼を親友だと思っている。
愛の両親
声 - 神田朱未(母) / 利根健太朗(父)
猫太の両親
声 - 大原さやか(母) / 杉田智和(父)

書誌情報[編集]

ドラマCD[編集]

『マーガレット』2014年9号の付録としてドラマCDが同梱[22]。2015年2号の付録として第2弾のドラマCDが同梱された[23][24]

キャスト

脚注[編集]

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  1. ^ a b 種村有菜、マーガレット新連載は非ファンタジーのラブコメ”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2013年2月5日). 2015年11月22日閲覧。
  2. ^ a b 種村有菜「猫と私の金曜日」完結、女子高生と男子小学生のラブコメディ”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年11月20日). 2015年11月22日閲覧。
  3. ^ a b マーガレット24号、本日発売!!”. 集英社 マーガレット編集部ブログ (2015年11月20日). 2015年11月22日閲覧。
  4. ^ a b マーガレット』2014年3・4合併号、集英社2014年1月4日閲覧。
  5. ^ 種村有菜 『猫と私の金曜日』5巻。ISBN 978-4-08-845225-82015年11月22日閲覧。
  6. ^ 恋、猫太の他には「じゅん」くんと呼ばれる、小学生くらいの男の子、2歳〜3歳くらいの男女の双子「える」くん、「める」ちゃんがいる。
  7. ^ 猫と私の金曜日/1|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  8. ^ マーガレット12特大号、本日発売!!”. 集英社 マーガレット編集部ブログ (2013年5月20日). 2015年11月22日閲覧。
  9. ^ 猫と私の金曜日/2|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  10. ^ 猫と私の金曜日/3|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  11. ^ 猫と私の金曜日/4|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  12. ^ 猫と私の金曜日/5|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  13. ^ 日々蝶々や猫金などの番外編収めた別冊、マーガレットに”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2014年3月20日). 2015年11月22日閲覧。
  14. ^ 猫と私の金曜日/6|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  15. ^ 猫と私の金曜日/7|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  16. ^ 猫と私の金曜日/8|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  17. ^ 【3月25日付】本日発売の単行本リスト”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年3月25日). 2015年11月22日閲覧。
  18. ^ 「ひるなかの流星」6年後の獅子尾描く番外編、マーガレットの小冊子に”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2015年1月5日). 2015年11月22日閲覧。
  19. ^ 猫と私の金曜日/9|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  20. ^ 猫と私の金曜日/10|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年11月22日閲覧。
  21. ^ 猫と私の金曜日/11|種村 有菜|マーガレットコミックス|BOOKNAVI”. 集英社. 2015年12月26日閲覧。
  22. ^ 【MG9号】「猫と私の金曜日」表紙&巻頭カラー28P&ドラマCD!”. 集英社 マーガレット編集部ブログ (2014年4月7日). 2015年11月22日閲覧。
  23. ^ 【MG2号】特別ふろく「猫と私の金曜日」ドラマCDつき♪”. 集英社 マーガレット編集部ブログ (2014年12月22日). 2015年11月22日閲覧。
  24. ^ 「猫と私の金曜日」中島愛&梶裕貴出演のドラマCD第2弾、マーガレットに”. コミックナタリー. 株式会社ナターシャ (2014年12月20日). 2015年11月22日閲覧。

外部リンク[編集]