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== 構成団体 ==
== 構成団体 ==
団体の設立経緯により、直接に地区連盟を抱えているものと、統括のみ(注1)を行なうものがある。(詳細は各項を参照。)
団体の設立経緯により、直接に地区連盟を抱えているものと、統括のみを行なうものがある。(各団体の詳細は各項を参照。)


*[[全日本アマチュア野球連盟]] (統括団体)
*[[全日本アマチュア野球連盟]] ([[JOC]]加盟。現在は主催大会なし)→【[[アマチュア野球]]】
**[[日本学生野球会]] (統括団体)
**[[日本野球連盟 (社人野球)|日本野球連盟]] ([[日本育協会|体協]]加盟
***[[日本高等学校野球連盟]] (高校硬式・軟式の各都道府県連盟を抱えてそれぞれ全国大を主催
***各地区連盟(9地区47都道府県連盟。硬式のみ 注1)→【[[社人野球]]】
***[[全日本大学野球連盟]] (大学硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催。注2)
***[[全日本リトル野球協会]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)→【[[少年野球]]】
**[[日本野球連盟 (社会人野球) |日本野球連盟]] (社会人硬式の各都道府県連盟を抱えて全国大会を主催。注3)
***[[日本少年野球連盟]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)→【[[少年野球]]】
***[[日本リトル野球協会]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて国大会を主催
***[[日本女子野球協会]] (女子硬式チーム全般が対象。地区連盟などは未整備。他女子野球般の支援。
***[[日本少年野球連盟]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)
****[[日本大学女子野球連盟]]
*****硬式の部 (2005年現在、加盟チームなし)
***[[日本女子野球協会]] (社会人中心であるが、オープン制の全国大会を主催。地区連盟は未整備。)
*****軟式の部
****[[全日本女子軟式野球連盟]] (女子軟式の地区連盟・支部を抱え一般の部・高校の部・少女の部で全国大会を主催。)
****[[全日本大学女子野球連盟]] (女子硬式・軟式を対象に全国大会を主催。地区連盟は未整備。注4)
****[[全国高等女子硬式野球連盟]] (硬式のみ)
**[[日本学生野球協会]] (主催大会はあるが、部門別開催)→【[[学生野球]]】
****[[全国高等学校女子硬式野球連盟]] (高校女子硬式の全国大会を主催。地区連盟は未整備。)
*[[全日本軟式野球連盟]] (社会人軟式の各都道府県連盟を抱えて全国会を主催)
***[[全日本大学野球連盟]] (式のみ 注2)→【[[学野球]]】
****各連盟(26連盟)
**[[全日本大学軟式野球協会]] (統括団体)
***[[日本準硬式野球連盟]] (大学準硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)
***[[日本高等野球連盟]] (大会への女子選手の出場不可)→【[[高校野球]]】
****硬式の部(9地区47都道府県連盟)
***[[日本大学軟式野球連盟]] (大学軟式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催
***[[全日本学生軟式野球連盟]] (大学軟式の地区連盟を抱えて全国大会を主催
****軟式の部(9地区47都道府県連盟)
*[[全日本軟式野球連盟]] ([[日本育協会|体協]]加盟
**[[全国専門学校野球連盟]](専門学校硬式・軟式の各都道府県連盟を抱えてそれぞれ全国大会を主催)
**一般の部(9地区47都道府県支部 注3)
*[[日本Kボール少年野球連盟]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催
**少年の部(9地区47都道府県支部)→【[[少年野球]]】
*[[日本ポニーベースボール協会]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)
**学童の部(9地区47都道府県支部)→【[[少年野球]]】
*[[全国少年硬式野球連盟]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)
*[[全日本少年硬式野球連盟]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)
**[[全日本大学軟式野球協会]] (主催大会なし
*[[日本野球機構]] (統括団体であるが、日本シリーズも主催
***[[日本大学準硬式野球連盟]] (9地区25連盟
***[[全日本大学軟式野球連盟]] (全日本学生軟式野球連盟から分離。22連盟)
***[[全日本学生軟式野球連盟]] (全日本大学軟式野球連盟の新設と分離に伴い残留組みが継続運営。6連盟)
**[[全国専門学校野球連盟]]
***硬式の部
***軟式の部
**[[全日本還暦軟式野球連盟]]
*[[日本Kボール少年野球連盟]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)→【[[少年野球]]】
*[[日本ポニーベースボール協会]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)→【[[少年野球]]】
*[[全国少年硬式野球連盟]] (少年硬式の各地区連盟を抱えて全国大会を主催)→【[[少年野球]]】
*[[全日本少年硬式野球連盟]] (少年硬式の地区連盟を抱え全国大会を主催)→【[[少年野球]]】
*[[日本野球機構]] (統括団体であるが、日本シリーズも主催)→【[[プロ野球]]】
**[[パシフィック・リーグ|パシフィック野球連盟]]
**[[パシフィック・リーグ|パシフィック野球連盟]]
**[[セントラル・リーグ|セントラル野球連盟]]
**[[セントラル・リーグ|セントラル野球連盟]]
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注1:女子部員、大学生や大学チーム(全日本大学野球連盟への所属は除く)、専門学校のチームの登録・加盟も可能。また18歳以上の定時制通信制高校の生徒やチームの登録・加盟も可能。
注1:野球大会を主催しているかいないかの違いではなく、直接に各地区連盟の運営・統制や選手権大会を実施しているかどうかの違い。


注2:女子部員の登録は可。2006年には女子単独チームの加盟予定もある。但し、禁止規定が無いというだけで、実際には各々の末端連盟内の協議により決定される。
注2:2006年には地区連盟の一つが硬式女子単独チームを受け入れる予定。
また、短期大学部の学生の登録・出場、短大単独チームの加盟についても、全体としては禁止になっていないが、女子単独チームの例と同様、各地区連盟での規定や扱いが異なる。


注3:実質的には社会人硬式の連盟となっているが、学生(大学・専門学校)硬式チームの受け入れ対象になっている。(チームの任意)
注3:大学・専門学校チームも加盟可能

注4:2005年現在の加盟は軟式チームだけだが、硬式チームの受け入れも対象になっている。(チームの任意)


==外部リンク==
==外部リンク==

2006年3月1日 (水) 04:16時点における版

全日本野球会議ぜんにほんやきゅうかいぎ 英語表記はJapan Baseball)とは、日本国内に存在する全野球組織で構成されている組織である。

概要

日本の野球界は明治期にプロ・社会人・学生・軟式野球の4組織がそれぞれ独立して組織された。また、戦後もそれぞれが独立して運営され、発展してきたという歴史的な経緯があり、別の組織に干渉されることを過度に嫌っている。そのため、従来は野球界を統一して代表する団体を作ろうという動きにはなりにくかった。

しかし、若年齢層の野球離れが深刻化する中で、野球界が発展して行くには全体を代表する組織が必要であるという認識が徐々に高まりつつあった。そして、野球がオリンピックの正式競技となることが決定するとそれぞれの組織間で垣根を減らしていく動きが顕著となってきた。

まず最初に動いたのはアマチュア側で、1990年に日本野球連盟日本学生野球協会全日本アマチュア野球連盟を設立して日本オリンピック委員会へ加盟、バルセロナオリンピックへの代表選手派遣を行った。

その後、プロもオリンピックの野球競技へ参加することが認められるとプロとアマチュアの統一代表チームを作る必要が生じた。しかし、それぞれの競技団体が干渉されることを嫌い、統一組織の結成はなかなか進まなかった。そこで全野球団体によって構成される会議体という方式で全組織をまとめるという案が提示され、各競技団体が了承、日本では初めてとなる野球界の統一横断組織、全日本野球会議が設立された。

全日本野球会議は日本代表チーム(野球日本代表)の編成だけではなく、プロとアマチュアの間の情報交換や普及のための統一施策の検討と実施、技術向上のための方策検討なども行われており、野球界全体の調整組織として機能しつつある。

組織

  • 幹事会
    • 技術指導委員会
    • 普及振興委員会
    • 審判技術委員会
    • 国際交流委員会
    • 日本代表編成委員会


構成団体

団体の設立経緯により、直接に地区連盟を抱えているものと、統括のみを行なうものがある。(各団体の詳細は各項を参照。)


注1:女子部員、大学生や大学チーム(全日本大学野球連盟への所属は除く)、専門学校のチームの登録・加盟も可能。また18歳以上の定時制通信制高校の生徒やチームの登録・加盟も可能。

注2:女子部員の登録は可。2006年には女子単独チームの加盟予定もある。但し、禁止規定が無いというだけで、実際には各々の末端連盟内の協議により決定される。 また、短期大学部の学生の登録・出場、短大単独チームの加盟についても、全体としては禁止になっていないが、女子単独チームの例と同様、各地区連盟での規定や扱いが異なる。

注3:大学・専門学校のチームも加盟可能

外部リンク